【不登校ママへ】中学3年のころ①夏ごろ | 不登校の親になってやっとわかったこと

不登校の親になってやっとわかったこと

★不登校は問題ではありません。
★不登校は子どもからのギフトです。
そんな言葉の意味が腑に落ちた時に、
ようやく見えてきた「自分との向き合い方」
不登校のお母さんが、自分の人生を楽しめるようになる
ヒントになればと願っています。

夏休みも中盤ですが、中3の生徒達は
高校のオープンキャンパスに参加したり、
進学フェアに出かけたり、
卒業後の進路をしぼっていく材料集めの時期
でしょうか。

 

 

現在、通信制高校3年の娘が、
中学3年生の時を思い出してみました。

中高一貫校から中3で公立中に戻った娘。
最初の数日は登校したものの、
再び不登校になっていました。

中学三年から編入し、
いくら小学校の時の友達がいるとはいえ
周りの人間関係が既にできている中に
入っていくのが難しいようでした。

娘は学校に行きたい気持ちがあるのに、
周囲の視線が気になってしまい動けない。

高校からだったら、
みんな同時スタートだから、
行けるようになるはず。


私は単純に
環境さえ変えたら大丈夫と思っていたので、
夏休み中に、

いくつかのオープンキャンパスに足を運び、
9月には文化祭見学と、
学外模試の予約もしました。

暑い中、知らない学校に行く事は、
娘にとって興味がないわけではないものの、
負担が大きかったようです。

受験生向けの学校見学会はなんとか
行きましたが、
現役生がきらきら楽しそうにしている文化祭は、
すぐに帰ると言ったり、
おなかが痛くなったりしました。

学外模試は、行けませんでした。

そんな娘を前にしても私は、
「毎日、家で過ごしているから体力がないだけだ」
くらいしか思わなかったのです。

 

いまこうして振り返ると、私には

「いつも前進していなくては。とどまる事は良くない事」

という思考しかなかった。

 

それしか知らなかった。

そうやって生きてきた。

 

もちろん不安な気持ちやネガティブな気持ちにも

なります。

「ネガティブな感情はよくないもの」

という思い込みもあるので、

スクールカウンセラーさんなどに

話を聞いてもらって、そこで不安を話し、

「もう大丈夫」という気持ちになって、

再び「この困った状況を解決するため」

進んでいこうとしていました。

ある意味、一生懸命でした。


娘の気持ちも、私の気持ちも全て置き去りにして、

世間のあたりまえの流れに合わせることしか

考えていなかった。

 

娘がどんなにつらい思いをしているか、

どうして動けなくなっているのか?

そこに思いをはせる事もなかったし、

私の態度を振り返ることもなかった。

娘に申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

 

二学期以降のことは続きで。

 

まもでした。⇒プロフィール

 

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