【不登校ママへ】カサンドラ症候群だろうか?と思ったら | 不登校の親になってやっとわかったこと

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★不登校は問題ではありません。
★不登校は子どもからのギフトです。
そんな言葉の意味が腑に落ちた時に、
ようやく見えてきた「自分との向き合い方」
不登校のお母さんが、自分の人生を楽しめるようになる
ヒントになればと願っています。

「カサンドラ症候群」をご存じでしょうか?

 

パートナーなど身近にいる人が

アスペルガー症候群のために、

意思疎通が困難、

関係性を築けない、

といった理由で、

心理的なストレスから不安障害や抑うつ状態

といった症状が起きている状態を指す言葉です。

 

不登校の子どもがいる家庭は、

夫婦関係がうまくいっていない傾向がある、

という意見を目にしますが、

私の場合、子どもが不登校になるずっと前から、

夫との関係性に悩んでいました。

 

なんで目を合わせないのだろう。

なんで何か言うとすぐに怒るのだろう。

「私たち」の会話がしたいだけなのに。

同じ屋根の下に暮らしているのに孤独を感じる。

 

そんなモヤモヤを常に抱いていました。

 

友人に相談しても、

「穏やかなパパでいいじゃない」

「ギャンブルにはまったり、家を顧みない訳じゃない。

 お仕事をまじめにやってて、それだけで十分じゃない」

と言われ。

 

だけれど私の気持ちは、

「確かにその通りなんだけど。でも・・・」

とスッキリしない。

 

そんな頃、「カサンドラ症候群」という言葉を知りました。

 

 

 

5年ほど前にこちらの本を読んで、

自分が感じていたつらさが何なのかが

わかり、

周りの人に理解されにくい

理由も分かったし、

同じようなつらさを感じる人が、

世の中にはいるんだと、

安心したのを覚えています。

 

ただ、自分がカサンドラ症候群かもしれないと、

分かったところで、

日々のつらさが消える訳ではないし、

夫が本当にアスペルガーかどうかも明確ではありません。

 

カサンドラ症候群だ、というレッテルを貼ったところで、

そのワクに、自分を当てはめたところで、

じゃあ悪いのは夫なのか?と余計イライラする事もあったし、

夫が変わるわけでもない。

それで一旦、

はっきりしないことは、

脇に置いておこう。としていました。

 

 

そして、時が流れ、

今年UMIマスターコースを受講。

夫との関係や母との関係について、

ブロックを見つけて解消するという

地道な取り組みをしていきました。

 

その中で、担当講師から、

「旦那さんは、何らかの特性があるのかな?」

と疑問を投げかけて頂き、

それをきっかけに、もう一度

アスペルガーについて調べました。

今の私なら、5年前とは違う受け止め方ができるかも、

と思いました。

 

 

 

そのさなかに、こちらの書籍に出会い、

夫がアスペルガー症候群の場合に

妻が全員カサンドラ症候群の症状に苦しむ訳ではない、

という大きな気づきがありました。

妻側が変化することで、カサンドラでない状態に

なれるのかも。と思いました。

 

そして、カサンドラの症状が出ている人の特徴も

挙げられていました。

簡単に言えばアダルトチルドレンの傾向がある、

という事でした。

 

私はアダルトチルドレンをよく知らなかったのですが、

解説を読むうちに、そうかもな。

と思い至りました。

結局は、親との関係に何らかの課題がある。

 

それならば、いままさに取り組んでいるUMIが、

その解決にもつながりそうだ!

私は希望を持ちました。

 

仮に夫がアスペルガーだとして、

それは脳の特性なので、治るという事はない。

 

でも、妻のカサンドラの症状は、

親との関係から生まれたブロックを解消し、

自分自身の捉え癖にアプローチすれば、

なくなると思えるようになりました。

 

実際、UMIマスターコースを経て、

私の夫に対する見え方は、

ずいぶん変わったと思います。

夫がアスペルガーだから困った事が起きる、

とか

自分がカサンドラ症候群かどうか、

という視点は、ほとんどなくなりました。

 

ブログにも書いているとおり、

日常的な、「もやっ」「いらっ」は

ありますが、そのたびに

自分が何をすれば良いかもわかってきたので、

以前のように、

不快な感情が長引くことが減りました。

 

UMI講師のブログなどでも言われていますが、

UMIの手法は、

どんなお悩みにも効果がある。

オールマイティーな手法だと、

私も強く感じているところです。

 

2022年はUMIの学びに出会い、

自分自身を軽やかにする記念の年。

後半も、その学びを深めていきます。

 

まもでした。⇒プロフィール

 

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