マスクせず会話した部下に「やめてまえ」 神戸市職員を停職処分

神戸市は29日、健康局の男性課長級職員(60)をパワーハラスメント行為があったとして停職2日の懲戒処分にした。

 市によると、職員は2021年2月3日、職場内でマスクをせずに同僚と会話していた部下を見とがめ、「やめてまえ」「ぶん殴ったろか」などと叱責し、胸ぐらをつかんだとされる。職員は「新型コロナウイルスの感染防止に努めなければならないのに、社会人として意識が低いので怒りの気持ちが抑えられなかった」などと話したという。

 

 さらに19年6月~22年10月の早朝や深夜、休日、別の部下に対して、緊急性のない業務指示を無料通信アプリ「ライン(LINE)」で送ったとされる。

 市はこれらの行為は停職1カ月相当としたが、男性が3月末で定年退職するため、期間を2日間とした。

 

マスクせず会話した部下に「やめてまえ」 神戸市職員を停職処分 | 毎日新聞 (mainichi.jp)