自転車とスマホ連動サービス ホンダが「スマチャリ」開始を発表
ホンダは２９日、スマートフォンアプリと自転車の電動アシスト機能を連動させたつながる自転車サービス「スマチャリ」を開始すると発表した。スマホのアプリを通じて、電動アシスト機能の起動や出力の最適化、故障検知などのサービスが利用できる。スポーツ自転車専門店を運営するワイ・インターナショナルが９月にスマチャリを搭載した自転車を発売し、利用の拡大を目指す。
ホンダはスマートフォンのアプリと電動アシストで構成する新サービス「スマチャリ」を展開する＝２９日、東京都港区（黄金崎元撮影）© 産経新聞
スマチャリはスマホアプリと自転車に取り付ける電動アシストユニットで構成。さまざまなタイプの自転車に適用できる。通信機能もあり、スマホで速度やバッテリー残量を確認できるほか、位置情報も管理できる。
まずはワイ・インターナショナルが９月にスマチャリを搭載したスポーツタイプの自転車を発売する。価格は２２万円（税込み）。１年間で３千台の販売を目指す。
今回、ホンダはスマホアプリを顧客に提供する。スマチャリを搭載した自転車を製造・販売する企業に電動アシストユニットの制御ソフトウエア技術などのライセンスを有償で提供し、収益化を図る。スマチャリはホンダの新事業創出プログラム「イグニッション」から生み出された。自転車とスマホ連動サービス ホンダが「スマチャリ」開始を発表 (msn.com)