私は常に夫婦喧嘩が絶えない機能不全家庭で育成されてきたアダルトチルドレンであり、常にピリピリした緊張感が漂う家庭内でストレスまみれ状態に陥っていて常に旦那や子供に当たり散らしている母親の顔色を伺いながら、そんな機能不全家庭内に適応しながらの子供時代を送ってきた。

 

 

 

 

私には【温かい夫婦関係の良好な見本モデル・温かい親子関係の良好な見本モデル・温かい家族関係の良好な見本モデル】はありません。

 

 

 

 

それでも自分は温かい夫婦関係・温かい親子関係・温かい家族関係を作りたいと思い、家庭内心理学やエリクソンの発達課題の本を読み漁りながら家庭内に取り入れながら奮闘してきたつもりでした・・

 

 

 

 

私自身、温かい家族関係など全く経験した事もない・味わった事もない中で、全く分からない物・全く経験した事がない物を手探り状態でパパと共に開拓しながら作ってきたつもりだったんだけれど、今回の娘との一件があり、娘は娘の気持ちをきちんと私に話してくれて【結局、私は負の連鎖を止めたいと願いながら私が取り組んできた物は一体、何だったんだろう・・】とも正直、思ったんだよねぇ。

 

 

 

 

少なくとも【何世代にも渡って渡されてきている負の連鎖バトンである物の考え方、物の見方、価値観、子育て観】を自分の代だけで、たかが知れた年数で100%完全に方向転換できる訳もなく、自分の努力は一体、何だったのか・・?とも思いました。

 

 

 

 

負の連鎖があるのであれば当然、正の連鎖もある訳で私自身も温かい夫婦の元に生まれて来たかったし、温かい親子関係の中、子供らしい子供時代を送りたかった。

 

 

 

 

そしたら難なく娘にも同じようにしてあげられたんだろうに・・とも思った。

 

 

 

 

負の連鎖かぁ・・