仙台「正論」懇話会の第20回講演会が11日、仙台市のホテル仙台プラザで開かれ、作家の佐藤優氏が「日本の政治の課題は何か」と題して講演した。会場には、会員と一般公募を含め、約320人の聴衆が集まった。
佐藤氏は「菅政権はファシズムの危険がある」と指摘。菅首相がかつてラジオ番組で「君が代」を歌わなかったエピソードを引き、「総理大臣になって歌うかといえば歌う。なぜなら法律で定められているから。だが、この考え方は怖い。法律を変えれば、君が代が(革命歌の)『インターナショナル』に変えられる」と述べた。また菅氏の市民を運動で束ねる考えを「イタリアのファシズムの考え」とし、「企業の内部留保を吸い上げるなど乱暴な発想が民主政権に出てきかねない」と懸念を示した。
2010.05.21__________________________
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/miyagi/100520/myg1005200232000-n1.htm
【演題】日本の政治の課題は何か(仮題)
【とき】6月11日(金)午後0時40分開演
【ところ】ホテル仙台プラザ「松島の間」(仙台市青葉区本町2の20の1)
【参加費】無料
【定員】200人
【申し込み方法】往復はがきに、郵便番号、住所、氏名、年齢、職業、電話番号および「懇話会参加希望」と明記して、返信はがきのあて名にも自分の住所、氏名を記入して 郵便980-0803 仙台市青葉区国分町2の14の18 産経新聞社東北総局内 仙台「正論」懇話会事務局まで。
5月31日(月)消印有効(定員になり次第締め切り)。
参加者には返信はがきに入場整理券を印刷して返送します。
【問い合わせ】仙台「正論」懇話会事務局(電)022・221・5351(FAX兼用)
今回の講演では、日本の政治のあるべき方向について、語っていただきます。今回は会員以外の方の参加を募集。