美と教養と見栄と意地が溢れる珊瑚礁の五百年王国は悩んでいた。少女まづるは憧れの王府を救おうと宦官と偽り行政官になって大活躍。しかし待ち受けていたのは島流しの刑だった――。見せ場満載、桁外れの面白さ!
●赤川次郎(作家)
色あざやかな絵巻物を見ているよう。誰よりも作者が、この小説(ロマン)を楽しんでいるのが伝わって来る。
●荒俣 宏(作家)
幕末の歴史は、実はふたつあった。本土「日本」のそれを凌ぐ過酷で劇的な琉球の幕末が、この驚くべき大ロマンで明かされた!
●有川 浩(作家)
ルール無用の大河ジェットコースター、琉球王朝より上陸!コース全長一八〇〇枚、乗ったが最後ラストまで!ド迫力につき乗車中の高揚感にご注意願います。
●石田衣良(作家)
上り坂の作家が死力を尽くすとき、天と地を揺るがす一作が生まれるときがある。『テンペスト』で、池上永一は自ら小説界の龍となった。
●井上ひさし(作家)
男装の妹と女装の兄が、ともに王宮に入るところから始まる、志と陰謀とロマンスでちりばめられた珊瑚礁の王国の最後。民が生きている限りどんな国でも造れるという骨太の史観。……シェイクスピアが琉球人だったら、きっとこの物語を書いたにちがいない。
●今井麻夕美(紀伊國屋書店新宿本店・書店員)
このボリュームに怯むことなかれ! べらぼうに面白い!! 性別の、世界の、そして天地の境も超え、縦横無尽に駆け巡る。小説に限界はない。この言葉は本書のためにあるかのようだ。
●冲方 丁(作家)
これは生命の作業である。物語に泣き、作家の姿勢に泣いた。
●大林宣彦(映画作家)
長編伝奇小説の面白さは嘘八百の絵空事。そこに根も葉も、花や実も有らば知恵の果実。生きる勇気の復活だ。※「嘘」は正字になります。
●大森 望(文芸評論家・翻訳家)
独力で琉球ルネッサンスを実現した、疾風怒濤の大傑作だ。
●荻原規子(作家)
紅型のような極彩色に幻惑されます。スーパーヒロインが有終の琉球王朝を駆け抜ける。
●乙一(作家)
おもしろすぎ! きれいすぎ! なにわぶし! わくわくさせすぎ! あまりの娯楽性のたかさにめまいがした。
●春日武彦(精神科医・作家)
長大で力強い物語の醍醐味はエピローグにある。本書を読了し、我々はその醍醐味を堪能することになる。
●菊地秀行(作家)
コミックやケータイ小説もいいけれど、たまには「小説」を読もう。面白くてうなされるような「小説」を。これだ。
●貴志祐介(作家)
日中の狭間に咲いた琉球王朝の物語は、時代小説よりダイナミックで、中国歴史物より懐かしい
●北上次郎(文芸評論家)「本の旅人」より
読み始めるともう絶対にやめられないのである。圧倒的にリアルで、迫力満点なのだ。いやはや、すごい。
●齋藤 孝(明治大学教授)
圧倒的な歴史的想像力。新時代の司馬遼太郎が遂に琉球から現れた。※「遼」の漢字、しんにょう2点になります。
●坂木 司(作家)
至上最強インパクトの敵役を、ぜひ堪能して下さい。
●佐藤亜紀(作家)
爛漫と咲き誇る宮廷文化によって、植民地主義的な沖縄史のイメー ジを書き換える快作。
●佐藤賢一(作家)
怒濤の物語が新しい歴史の地平を拓く。幕末史を一変させる琉球の視座は、まさに嵐だ、革命だ。
●佐藤優(起訴休職外務事務官・作家)
本書を読まずして、沖縄をめぐる歴史認識問題を理解することはできない。
●椎名 誠(作家)
波濤をぶち破って久しぶりに戦闘力のあるでっかい作家(やつ)が出てきたぞ。
●鈴木光司(作家)
小説の枠組みを壊そうとする野望を感じた。物語バンザイと叫びたい。
●宗田 理(作家)
『ベルサイユのばら』の琉球版か。これは新しい疾風怒濤小説といえる。
●高橋克彦(作家)
若い自分に戻って、こういう小説を書きたいと思った。
●高良倉吉(琉球大学教授)
『テンペスト』のなかで首里城はよみがえり、王国は再び息を吹き返した。今を生きる人々のために池上永一の手で紡がれた世界!
●田渕久美子(脚本家)
主人公真鶴の、波瀾に満ちた、覚悟ある生き方が「篤姫」ともダブリ、胸打たれた。
●垂見健吾(写真家)
あきさみよ~。ちむどんどんしたさぁ。琉球王朝を舞台に、こんなで~じな痛快時代小説はなかったさ~。上等。
●千野帽子(文筆家)
極彩色の幻想と恋で翻弄する、超高速・豊潤華麗な歴史絵巻。読者の耐風圧性が問われます。
●筒井康隆(作家)
主人公の人生を共にする悦楽。ゆったりとした物語の構築力はすでにして文豪の風格だ。超大型新人の登場である。
●堤 幸彦(演出家・映画監督)
作家の圧倒的博識と筆力にただただ唖然、翻弄された。読み終わっても、映像が次々に浮かんでくる!※「唖」は正字になります。漢字つくりが「亞」になります。
●恒川光太郎(作家)
壮麗、爽快、変態! この熱量はなんだ? 前人未踏の領域を疾走する魔術的大河小説!
●豊崎由美(書評家)※「崎」の漢字、つくり上部「大」ではなく「立」です。
前人未到、時速165kmの剛速球がミットのど真ん中に……。やったね、池上さん!
●縄田一男(文芸評論家)
何度踏みにじられても決して屈しない琉球の魂が平和と豊穣を謳う偽りの歴史を暴き出す。間違いなく本書は平成を代表する歴史小説となるだろう。
●林原めぐみ(声優)
写真でしか見たことのない首里城の赤は鮮血の色だと知った。悔しくて、悲しくて、切なくて、爽快。凄すぎて吐きそう。
●福井晴敏(作家)
「池上永一、これを書くために生まれてきたか?」
●三浦しをん(作家)
こんなに恋を応援したいと思ったのははじめてだ。私も登場人物とともに生きているかのようにワクワクした。
●宮崎 学(作家)
人間と歴史の過酷な有りようを軽快なドラマに練り上げた。小説の快挙であろう。面白かった。
●森村誠一(作家)
波瀾万丈、圧倒的なエネルギーを孕んだ超大型小説台風は、上陸後、ますます勢力を強めて日本列島を引き裂こうとしている。
●安彦良和(漫画家)
これは小説の新しい地平なのか、それとも原点回帰なのか。とにかく、立脚地(アイデンティティ)を持っている人は、強い!
●山田宗樹(作家)
全てがあり得ないほど圧倒的である。池上永一はバケモノだ。
