12月になると、クリスマスツリーを飾りたくなる。

子供の頃は、組み立て式のツリーに、色々な飾りや、綿を乗せたりした。


5年前から、毎年、生のモミの木を(毎年)買って飾りつけをして愉しんでいる。

飾ったからには、人に見せたくなるのが人情で、家でパーティを2-3回(といっても本当に内輪だけれど)する。子供が来るときには、モチロン、モミの木の下にプレゼントも用意する。


そうすると、やっぱり七面鳥は外せない。 アメリカ式でなくイギリス式だ。(笑)(アメリカ人が七面鳥を食べるのはクリスマスでなくて11月23日の感謝祭。どちらかというと) 一羽丸ごと(大体6キロから10キロ)出てくると、かなりの存在感がある。


5年前、パーティに招待したのは、帰国子女。ターキーが食べたいというので、丸ごとの七面鳥を”どうしても”出してあげたくて、探した。 当初冷凍のものでも良いと思っていたのだが、味にうるさい佐野シェフが、冷凍は不味いから自分の料理として出したくない!と言い張るので、方々、日本中を探し、北海道の農家で七面鳥を飼育していると聞き、調達したのがそもそもの始まりだ。


実はこの七面鳥が美味かった。 七面鳥とは思えないほどジューシー。調理する2日前に絞めるので、イキがいいのはモチロン。流石の帰国子女もアメリカのより美味しいといって、余った七面鳥を持ち帰った位だった。


で、毎年の恒例イベントとなった。


今年も、例のごとく七面鳥を食す会として、仲間の日程を調整して、佐野シェフに依頼して、数日すると。。。

”北海道の農家と連絡がとれません。。。!。。。七面鳥より、この際ホロホロ鳥の方が美味しいから、そっちにしましょうよ?”

”えー!!! ”と絶句。 やっぱり、クリスマスは七面鳥だよね。。。 

で、”検索”で探し出しました。(便利だなあインターネット) ”高知県”の七面鳥組合!

組合と話しをつけて、あとは佐野シェフにバトンタッチ。 どういう状態のものをどれ位、いつ送ってもらうかという話をしてもらった。。。


数日後。。。

佐野シェフから”やっぱりダメみたいです。出荷日がクリスマス前のみと決まっていて、今週末のパーティには間に合わないみたいです。色々言ったのですが、なんかダメみたいなんです。検索ガンガンかけて調べて、石川県にも七面鳥飼育農家を見つけたので、電話したら、この間の新潟の地震で、皆ダメになったらしいです。冷凍のターキーでよければ、調達しますけれど、どうします?”


”えー!!!”再度絶句。パーティは3日後なんだけれど!と心の中でつぶやき。。。皆毎年来るメンバーは舌が肥えているから、冷凍はダメでしょう。


仕方ないので、”北海道の役場”に電話をして、七面鳥組合に、事情を聞く。 七面鳥を扱っていた会社が今年4月廃業してしまったので、扱っていない、でも飼育している農家はあるので、”燻製”なら販売可能。。。。。と。今年の分は全て燻製にしてしまって、生きているのはない。。。。。と。(笑)


更に、どこか他に七面鳥を扱っているところがないか確認をすると、

高知県、石川県。。。のみ。

日本でたった3ヶ所かーと思いつつ。


仕方ない。もう一度、高知県の役場に電話。限りある情報の中で、現時点で唯一生きている七面鳥を持っているのは、日本でここしかない。従って、訴求するしかない。

で、切々と如何に七面鳥が必要か、どんなに美味しいか、どれだけの人が待っているかを30分訴えた。(涙)


役場の人が農家の人と交渉してくれて、ようやく確保。

嬉しいなあ、ようやく手に入って。 やはり、暖かいな。人情があるよね。余程、可哀想と思ったに違いない。。。が。(笑)


しかし、なんでこんなに七面鳥なのかと思うのだが、

第一に、若い頃、イギリスやスイスでクリスマスを過ごしたことあって、七面鳥を友人の家で一緒に焼いたりしたことがある。 その時を懐かしんでいるのかもしれない。

第二に、食す前に絞めてくれて、新鮮。 美味しいのは貴重だから。

第三に、パーティ用としては、大きくて存在感もあるので、もてなす側としては、満足度が高い。

っていうところか。


さて、1羽確保したが、せっかく譲ってくださったので、彼らのビジネスに貢献するよう、クリスマスの頃に(彼らが出荷を決めている日に合わせて)パーティをもうひとつ作った。(笑)


需要が上がれば、もっと供給も色々なところで展開されると思うが、きっと今の時点ではビジネスにならないのだと思う。七面鳥の里親にでもなるか。来年用に!(笑)


えっつい拝