3分で分かるタロット解説―第15話「悪魔」と、ソ連モチーフタロットについて | ドーリークレパス―宵宮エメ/エメロードのブログ

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キャストドールと占星術が好きなイメージコンサルタントの宵宮エメのブログです。
ここでは主にドールの関係の記事を書きます。
なお当方はドール愛が割とドライな方です。

こんにちは、氷上エメロードです。
 

いつも「占い部屋黒真珠」と「クロウカシス書店」の応援ありがとうございます!!

 

 

最近、寒くて乾燥しておりますが、如何お過ごしでしょうか。

 

 

 

 

さて、先日

3分で分かるタロット解説―第15話「悪魔」

を投稿しました。

 

※よかったらご視聴下さい

 

 

悪魔のカードは一般的に悪い意味が多いですが、欲望を肯定的に捉えるか否定的に捉えるかで、意味合いが変わるかもしれませんね。

ただ肯定的に見る場合でも、悪魔は過剰な意味合いが強いので、前回の14話の「節制」のように程々にするのがいいのでしょうが…。

 

 

様々なタロットデッキで悪魔のカードは色々な描かれ方をしますが、一番印象的なのは

 

Y.シャーコフ作”Russian Tarot of St. Petersburg”

 

です。

 

 

 

 

このカードはロシアの伝統的な衣装を着た人物がルボーク(中世ロシアの民衆画)のタッチで描かれています。

 

 

このデッキの悪魔のモデルは

どう見ても
スターリンです。


※著作権の問題でカードを載せられないのが残念。
 

です。

 

 

 

 

更に面白いのは、
”Tarot LENIN WITH US ”

では

悪魔のモデルは
どう見ても
トロツキーです。

※著作権の問題でカードを載せられないのが残念。


ちなみに”LENIN WITH US”は通販サイトETSYで買えます。

 

 

 

 

 

後世&資本主義者、社会主義リアリズムを良く思っていない芸術家の視点からすれば、

スターリンこそが悪魔だったのでしょう。

しかしスターリン側の共産主義者にとって悪魔はトロツキーだったのかもしれません。

 

この二つのカードを見て、ソ連における悪魔とは何かと考えるきっかけになりました。

 

 

 

 

さて、今月の予定をお伝えします。

 

12/27(日)

11~16時まで
ミクセリア渋谷モディ店で待機予定です。

 

東京都で新型コロナウイルスの感染者が増加しているので、今後変わる可能性もありますが、よろしくお願いします。