先日、ライフネット生命保険の副社長、岩瀬大輔氏の講演を聞いてまいりました。
岩瀬さんは私と同世代で、見かけは本当に普通のサラリーマンの方(失礼)という感じでした。でも経歴や今までのキャリアを聞くと本当にすごい優秀な方です。
「キャリアアップの極意」なるものがテーマでしたが、結論から言ってしまうとそんなものはないとおっしゃっていました。お話の中で印象的だったことをいくつかまとめてみました。
・まず、最初から今のようなポジションをゴールに見据えていたわけではない、ということ。
世の中には最初からこれっ!という明確な目標があって、それを実現させるために、最小の努力で最大の成果をあげるために最もよい手段を選ぶというのも理想的なんですが、
がしかし、そんな目標がはっきりしていてしかもぶれないで成功してる人は本当に稀です。大抵の人はその時自分にできることを精一杯して、点と点がつながって線になるように、なんとか自分の歩いたあとにキャリア(=軌跡)できできたということのほうが多いということです。
岩瀬さんのような私から見たら超エリートの方でもそんな風に考えるなんて、すこし安心しました。私も自分らしさを追い求めてさまよった経験を持つ身なので、それでも前を向いて歩いていけばいいんだというような勇気をもらえた気がします。
最近のキャリアに対する考え方というのはこのような考え方にシフトしてきたのでしょうか。
・それから大事なのはインプットではなくアウトプットだということ。
正解、あるいは自分が正解だと信じたものは大抵当たっている、みんなわかっている。ただ実際やる人はほとんどいない。何か思ったらとにかく自分で動いてみること。そしてその結果に責任を持つこと。
私がブログを始めようと思ったのも、アウトプットのチャンネルをできるだけ多く持ちたかったから。まずは自分で考えて自分から発信していかなくちゃ。
・最後は人柄、モチベーションを維持するのは楽しむこと。
自分の強みを挙げるとすれば、とにかく周りに自分をサポートしてくれる人がたくさんいること。どんなに素晴らしいビジネスプランを持っていても、人柄がいまいちだと失敗する。でもビジネスプランは荒削りだったとしてもその人に情熱があれば、成功にもっていけるんです。そして今目の前にある仕事を楽しむこと。こんなのくだらない、とか自分の仕事じゃないなんて思っているとモチベーションはあがらないし、効率もあがりません。
・今、採用したい人は何かのプロフェッショナル。
なんでもできますというようなジェネラリストよりも、これだけは誰にも負けないというものを持った職人のような人なら採用したい。大事なのは愚直さ。粘り強く1つのことをやり続けられる力はすごい。
私も何かのプロフェッショナルになりたいと思って転職したくちです。やるからには没頭してやらなければ!愚直さとはラジオ「Make it 21」でも有名なショーンK氏もおっしゃっていました。世代は違うにせよ、お二人の言っていることには多々共通点があるなと感じました。(余談ではありますが・・・)
というわけで、私も明日から頑張ろうと思える講演でした。