皆さん、こんばんは!
毎日楽しみにしていた、
朝ドラ『エール』が終わってしまった・・・(´Д⊂ヽ
(既に先週の話だけどww)
これから何を楽しみに毎日過ごしたら良いんだろう?(´・ω・`)ショボーン
ご覧になっていた方ならご存じでしょうが、
朝ドラ『エール』は、
昭和の作曲家・古関裕而さんをモデルにした、
古山裕一(窪田正孝さん)と、
その妻・金子さんをモデルにした、
関内音(二階堂ふみさん)夫婦の物語。
今まで朝ドラ視聴の習慣はなかったんですが、
今年の3月終わりくらいから、
コロナウィルスの影響や個人的な事情もあって、
生活サイクルを見直し、
早起きを習慣づけるようになった毎日の中で、
NHK・BSプレミアムで7:30~放送している朝ドラを見るようになりました。
最初は何気なく見ていた『エール』でしたが、
いつしかドはまりしてしまい、
気が付けば毎日の原動力となっていました。
まず、
主題歌・GReeeeNの『星影のエール』が大好き♪
最初、
自分でも歌えそうとか軽く思ったけど、
2番の後半部分以降が結構難しくて諦めた(笑)
さすがGReeeeN。
一筋縄ではいかないぜwww
しかしGReeeeNは、
今年の紅白歌合戦でも、
特別枠でこの歌を演奏されるようなので楽しみです♪
とにかく、
朝ドラ『エール』にはたくさんの元気と明るさをもらいました。
コロナウィルスの猛威に怯えながら、
将来に不安を抱えながら、
いつもの日常を送れないもどかしい毎日の中で、
この朝ドラ『エール』を見ている時だけは、
そんな不安を忘れさせてくれました。
笑いあり、涙あり、感動あり・・・
見ているだけで元気にさせてくれる素敵なドラマでした♪
古山家の面々(特に三郎父さん役の唐沢寿明さん)も、
関内家の両親(光石研さん、薬師丸ひろ子さん)も、
関内三姉妹(松井玲奈さん、森七菜さん)も、
福島三羽烏(山崎育三郎さん、中村蒼さん)も、
喫茶バンブーの梶取夫婦(野間口徹さん、仲里依紗さん)も、
もちろん”ミュージックティ”こと、スター御手洗(古川雄大さん)も、
出てくる登場人物が、
個性的で楽しい人たちばかりで楽しかった♪
恥ずかしながら、
自分は古関裕而さんの手がけた曲というのを、
あまり数多く知らなかったのですが、
今回のドラマを通して、
たくさんの名曲や、
それが生まれるまでの物語を知ることが出来ました。
特に印象深かったのは、
戦後の長崎復興の祈りを込めた『長崎の鐘』と、
今や夏の甲子園大会の風物詩となった名曲『栄冠は君に輝く』でしょうか。
『エール』の名場面、名シーンは数多くあり、
どれもこれも心に残るものばかりなんですが、
特にグッと来たのは、
裕一の親友・佐藤久志(山崎育三郎さん)が、
戦後のどん底から立ち直るきっかけとなった、
『栄冠は君に輝く』をアカペラで歌い上げたシーン。
久志の、
それまでの苦しみを越えた、
様々な感情が詰まった歌声が素晴らしすぎた。
今年のコロナ禍で中止となってしまった夏の甲子園。
球児たちの無念の想いなども踏まえ、
ドラマと現実が一体となったというか、
佐藤久志というドラマの役柄の想いだけでなく、
見ている視聴者の感情も、
歌っている山崎育三郎さんご本人の想いも、
いろんなものが入り混じった感動のシーンだったと思います。
見ていて涙が止まりませんでした。
山崎育三郎さんは、
『あさイチ』にゲスト出演された時も、
『栄冠は君に輝く』の生歌を披露してくださいました。
何度聴いてもグッときます。
『エール』に出演された役者さん、
特にミュージカル俳優さんの歌声の素晴らしさには、
今回改めて感動させられたものですが、
特に山崎育三郎さんの歌声は惚れ惚れとするほどで、
すっかりファンになってしまいましたよ(笑)
元々、
音楽自体好きな方だと自認していたつもりですが、
今回の『エール』を見ていて、
改めて”音楽のチカラ””歌の素晴らしさ”を感じました。
異例の最終回、
「エールコンサート」も良かったですよね♪
二階堂ふみさんも、
歌は本業じゃないのに、
本当に素晴らしい歌声でした。
きっと陰ですごく努力なさったんじゃないかと思います。
正直15分じゃ物足りなかったので、
年末紅白歌合戦での”エールコーナー”に期待しよう!
朝ドラを最後まで見たのはほぼ初めての自分が言うのもなんですが、
『エール』は朝ドラ史上に残る歴史的な傑作だったと思います。
このコロナ禍において、
毎日明るさと元気と感動をもたらしたこの作品は、
大げさでなく、
朝ドラという枠を超えた珠玉の名作として語り継がれていくでしょう。
主演の窪田正孝さん、二階堂ふみさんを始めとした全キャストの皆さん、
そして制作に携わった全スタッフの皆さん、
素晴らしい作品を本当にありがとうございました。
本当にお疲れ様でした!m(__)m
そして、
最後になりましたが、
今年の3月に、
コロナウィルスによる肺炎で亡くなられた志村けんさん。
このドラマで、
作曲家・山田耕筰さんをモデルにした、
小山田耕三役を演じられていました。
残念ながら、
この朝ドラ『エール』が遺作となってしまいました・・・
音楽界の重鎮である小山田耕三。
裕一の若き才能が自分の立場を脅かすのではないかと恐れ嫉妬し、
常に厳しい表情を見せていたのが印象的でした。
そこには、
喜劇人・志村けんとはまた違った、
正真正銘の俳優・志村けんを感じました。
最終回で見せた、
貴重な笑顔のシーン。
実はコレ、
出演者のどなたかがNGを出してしまった時に、
思わず志村けんさんが見せた素の笑顔だったとか。
たまたま鏡越しにカメラに映っていたのを、
奇跡的にスタッフが発見したらしく、
最終回のワンシーンに起用されたそうです。
そう考えると、
これは、
最後の最後までエールを見続けた我々ファンへの、
志村けんさんの最後の贈り物だったのかな・・・と。
そう思うと、
たまらなく泣けてきました。
志村けんさん、
我々にたくさんの笑いをくださって、
本当にありがとうございました。
志村けんさんの役者魂を堪能出来て、
エールファンは本当に幸せでした。
出来れば、
もっともっと俳優・志村けんを見ていたかった・・・
改めて、
志村けんさんのご冥福を心よりお祈り致します。