皆さん、こんばんは!
超久々に読書ネタをひとつ。
私が愛してやまない東野圭吾小説より、
待望の映画化されたこの作品。
『人魚の眠る家』 (東野圭吾著)
【あらすじ】
「娘の小学校受験が終わったら離婚する」。
そう約束していた播磨和昌と薫子に突然の悲報が届く。
娘がプールで溺れた───。
病院で彼らを待っていたのは、”おそらく脳死”という残酷な現実。
一旦は受け入れた二人だったが、娘との別れの直前に翻意。
医師も驚く方法で娘との生活を続けることを決意する。
狂気とも言える薫子の愛に周囲は翻弄されていく。
この小説、
実は3ヶ月ほど前に所用で大阪へ出かけた際、
行き帰りの新幹線の中で読破した一冊です。
いつかご紹介しようと思いつつ時が流れ、
つい昨日、
この作品の映画版が公開されたという事で、
ふと思い出してブログに書きおこした次第です(笑)
この作品のテーマは”脳死”と”臓器移植”。
もし我が娘(息子)が脳死と判定されたら?
我が娘(息子)が臓器移植を希望する立場だったら?
正直、
自分は独り身で子供もいませんし、
そういう状況を本当の意味で想像しづらいのですが、
それでも、
現在の日本における脳死判定や臓器移植の問題点など、
賛成派、否定派、両方の意見に考えさせられる部分もありましたし、
薫子の愛娘を愛するあまりの狂いっぷりには、
非常にハラハラさせられつつもラストは涙させられました・・・
きっと、
お子さんを持つ身である世のお母様方が読まれたら、
きっと感じ方や感動も倍増なのではないでしょうか。
そして、
前述したように、
この作品の映画版が昨日11/16より公開されています。
夫・播磨和昌役が西島秀俊さん、
妻・播磨薫子役が篠原涼子さんです。
自分は小説が映像化される場合、
先に原作を読みたいタイプなんですが、
この作品を読みにあたっては、
既に映画版のキャストが発表済みであり、
和昌は西島秀俊さんに、
薫子は篠原涼子さんに脳内変換しながら読み進めました(笑)
まぁ、そうやって読んでいて、
個人的には割としっくりくるキャスティングだと思うので、
是非映画版も見てみたいですね♪
ちなみに、
この作品を既にお読みになった方ならお分かりになるかと思いますが、
この作品のある1パート、
小説ならではの手法で、
読者をミスリードする描写があるのですが、
果たして映像化された時に、
その部分がどう描かれるのか?
映画版で個人的に注目したい部分であります。
特にお子さんをお持ちのご夫婦の皆さん、
是非この作品はオススメですよ!
では、また~!(´∀`*)ノシ バイバイ
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