『祈りの幕が下りる時』(東野圭吾著) | 福岡の中心より愛を叫ぶ!~DQMSLに愛を込めて~

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読者の皆さ〜ん・・・愛してま〜〜す!!

皆さん、こんばんは!ニコニコ

 

 

久しぶりに読書ネタを。

 

私が愛してやまない東野圭吾作品の中でも、

 

特に好きな加賀恭一郎シリーズより、

 

『祈りの幕が下りる時』 (東野圭吾著)

 

 

【あらすじ】

 

明治座に幼馴染みの演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。

 

捜査を担当する松宮は、近くで発見された焼死体との関連を疑い、

 

その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに

 

加賀恭一郎は激しく動揺する。

 

それは孤独死した彼の母に繋がっていた。

 

シリーズ最大の謎が決着する。

 

 

 

 

 

実はこの小説、

 

読んだのは1年以上前でして、

 

いつかブログに書こう書こうと思いつつ、

 

ずっと眠らせていたネタでした(笑)あせる

 

今回、

 

この作品の映画が公開されるにあたり、

 

ふと思い出してブログに書いたという訳であります(笑)得意げ

 

 

 

いわゆる”新参者シリーズ”は、

 

親子の絆が主なテーマでどれも泣けるんですが、

 

この作品はその中でも一番泣いたかも・・・・゜・(ノД`)・゜・

 

ネタバレになるので詳しくは書きませんが、

 

終盤の描写は涙なくしては読めませんでした。

 

もう嗚咽レベルで泣けまして、

 

涙目で文字が読めなくなるくらいでしたよ(笑)しょぼん

 

しかも、夜中寝る前にラストを一気に読んだので、

 

余韻でしばらく眠れなくなりました(笑)あせる

 

 

 

父と娘の絆。

 

母と息子の絆。

 

いろんな親子の想いが散りばめられたこの作品。

 

新参者シリーズでずっと謎だった、

 

加賀恭一郎の母親の死の真相と、

 

そこに秘められた息子への想いが明らかになります。

 

ミステリー作品なので、

 

当然作品中で殺人事件が起こり、

 

その捜査に加賀恭一郎刑事が加わるのですが、

 

いつもながらに東野作品に関しては、

 

”誰が”殺したのか?・・・という点よりも、

 

”何故”殺さなければならなかったのか?・・・という点に重きが置かれ、

 

その真相を加賀刑事が究明することにより、

 

事件に関わった人たちの心を救済するという展開が魅力だと思います。

 

 

 

この作品ではありませんが、

 

小説『新参者』の中に出てきた加賀恭一郎のセリフが今でも印象的です。

 

ある登場人物の女性から、

 

「加賀さん、事件の捜査をしていたんじゃなかったんですか?」と聞かれた加賀恭一郎は、

 

こう答えます。

 

 

 

「捜査もしていますよ、もちろん。

 

 でも、刑事の仕事はそれだけじゃない。

 

 事件によって心が傷つけられた人がいるなら、その人だって被害者だ。

 

 そういう被害者を救う手だてを探しだすのも 、刑事の役目です。」

 

 

 

 

このセリフが死ぬほど大好きだ。

 

加賀恭一郎という人物の本質が凝縮された一言ですよね。

 

数ある加賀刑事の名言の中でもピカイチの名言だと思ってます。

 

今回の『祈りの幕が下りる時』の中でも、

 

そういった加賀刑事の真髄が垣間見れる場面が多数あり、

 

是非オススメしたい作品であります。

 

 

 

 

さて、

 

1/27から公開されている映画版、見たいなー!

 

 

物語のキーパーソン、浅居博美役は松嶋菜々子さんなんですね!

 

個人的には、

 

小説でイメージしていたよりずっと若くて綺麗です(笑)

 

勝手に佐藤仁美さんあたりをイメージしてました(←佐藤さんに失礼www)

 

加賀恭一郎の母親・田島百合子役は伊藤蘭さん。

 

こちらはちょっと幸薄そうな感じでイメージピッタリ(笑)

 

浅居博美の父親役は小日向文世さんかな?

 

何にせよ、

 

小説であれだけ泣けたので、

 

映画では大号泣間違いなし(笑)・゜・(ノД`)・゜・

 

 

 

映画館には久しく行ってないけど、

 

たまには行ってみようかな♪ニコニコ

 

 

 

 

では、また~!(´∀`*)ノシ バイバイ

 

 

 

 

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