皆さん、こんばんは!
今夜の名言も、
漫画『ONEPIECE』より。
「殺したら負けなんだ!!
”あいつら”と同類になりてェのか!!?」
「おれは…
自分の心の奥に棲む”鬼”が…一番怖い…!!!」
「汚らわしい血だ!!
・・・・それは
おれ達魚人族を蔑み続けた血だ!!!
恩など受けない!!!
情けなど受けない!!!
おれは人間に
屈しないっ!!!」
「おれは思うままに生き・・・!!
・・・結果オトヒメ王妃を・・・
ひどく邪魔しちまったが・・・・!!!
あの人は・・・正しい
誰でも平和がいいに決まってる!!!
──だが・・・
本当に島を変えられるのは・・・・・
コアラの様な
何も知らねェ”次の世代だ”・・・・!!!
──だから頼む!!
お前らは島に何も伝えるな!!
おれ達に起きた”悲劇”を!!
人間達への”怒り”を!!!」
「この世にゃァ
心の優しい人間達はいっぱいいるんだ!!!
そんな事はわかってる!!!
なのに・・・
死んで消えゆく者達が!!
恨みだけこの世に残すなんて滑稽だろう!!!
・・・・・頭じゃあわかっていても・・・!!!
おれはもう
心の”鬼”が邪魔をする
体が・・・・・・
その血を拒絶する!!!
おれはもう…!!!
人間を……!!!
愛せねェ……!!!」
【フィッシャー・タイガー】
タイヨウの海賊団初代船長。タイの魚人。
島民からは「タイガーさん」と呼ばれ親しまれており、
特に同郷出身のジンベエやアーロンからは、
「タイのお頭」「アニキ」と呼ばれ特に親しまれていた。
かつては冒険家として世界中を旅していたが、
ある時、人間に囚われ、
数年間聖地マリージョアで奴隷にされてしまう。
その後脱走し、マリージョア襲撃事件を起こして、
あらゆる種族の奴隷たちを解放する。
この一件で「奴隷解放の英雄」として讃えられるようになるが、
政府から追われる身となり、タイヨウの海賊団を結成する。
その後、ある島で出会った元奴隷の少女コアラを、
彼女の故郷である島に送り届けるが、
島人に裏切られ海軍の襲撃を受け、瀕死の重傷を負う。
船員には彼と同じ血液型の者がおらず、
奪った海軍の船に備え付けてあった、
人間の血液を輸血すれば助かったものの、
それを拒否して死亡した。
魚人島編は、
心にずっしりとのしかかるような、
重い重いヘビーな展開が続きましたよね・・・
ONEPIECEの世界では、
”人間”と”魚人”という、
あくまでも架空の世界での種族間差別でしたが、
現実の世界に置き換えた時に、
「人種間差別」
・・・というテーマについて、
深く考えずにはいられませんでした。
一部特権階級の人間が、
一般階級の人間や、
異なる種族の人間を虐げる・・・
やはりあってはならない事だと思うのですが、
この問題を考える時に、
虐げる側の人間や、
無関係の人間の見方や考え方・言い分よりも、
虐げられた側の人間の感情が大事だと思ったりするのです。
いくら虐げた人間が、
仮に心から反省し謝罪をしたとしても、
虐げられた人間の心の傷が癒える事はないと思うからです。
虐げられた人間の気持ちは、
虐げられた人間にしかわからない。
どんなに謝罪を受けたとしても、
やはり心から許すという気持ちになるのは難しいだろうし、
その憎む気持ちを消し去る事も出来ないだろうと、
個人的には思ってしまうのです。
そういう意味で、
このフィッシャー・タイガーは、
生きるか死ぬかの状態に陥った状態でも、
人間の血を受け入れる事を拒絶し
「もう人間を愛せねぇ!」
・・・と強く叫ぶ程の、
耐え難い虐待を受けたにも関わらず、
ある一方では、
この恨みを次の世代に連鎖させる事をよしとせず、
「殺したら負けなんだ」
・・・と、
一線を越えない事だけは仲間にも厳命するのですが、
その心中たるや、
察するのは難しいものがあります。
この魚人島編を語るのについては、
次回以降もちょっとだけ続きます。
では、また~!(´∀`*)ノシ バイバイ
![]() 【中古一般フィギュア】【5000円以上送料無料】【未開封】【vol.15 フィッシャー タイガー】ONE...
|
![]() 送料無料!!【漫画】ワンピース ONE PIECE 全巻セット (1-79巻 最新刊) / 漫画全巻ドットコム
|