『ブラック・ジャック』(手塚治虫作) | 福岡の中心より愛を叫ぶ!~DQMSLに愛を込めて~

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皆さん、こんばんは!(^-^)




先日、私のアメンバーさんと、


ひょんなことから、


手塚治虫作品の話になり、


「手塚作品の中で一番の名作は何か?」


というテーマから、


「やはり『ブラック・ジャック』でしょ!?」 という答えで一致しました(笑)




その話をしていて、


ついまた『ブラック・ジャック』を読み返したくなり、


最近本棚から引っ張り出して、


1巻から読み始めています♪ニコニコ









だいぶ以前(4年ほど前)にもこのブログで、


『ブラック・ジャック』については熱く語った事がありますが、


(※参照記事こちら→

http://ameblo.jp/emerald-highfly-flowsion/entry-10626496543.html


個人的には、


今までの人生で1番感銘と影響を受けたマンガだと思っています。





「生命の尊さ」 、 「人の痛み」 、


「人間愛」 、 「友情と愛情」 、 


「動物愛」 、 「自然の素晴らしさ」 ・・・etc


数々の事を教わったこの作品は、


もはや人生のバイブルの一つとさえ言え、


私の価値観の基礎を作ってくれた、と言っても過言ではありません。




作品が発表された時代が今とは違いますから、


随所に、


今の時代に読むと、


多分に人種差別と捉えられかねない表現もあったり、


医学的に問題視されかねない描写もあったりしますが、


そういう部分を差し引いても、


是非今の子供にも読んでもらいたい作品の一つだと思っています。


深刻化している”いじめ問題”なんかも、


子供たちがこの作品を読んで何かを感じてくれれば、


きっと解決していくと思うんだけどな~(笑)^^




そんな『ブラック・ジャック』ですが、


この作品の中には、


ブラック・ジャック先生を始め、


数々の登場人物による名言がたくさん詰まっています!(^-^)


それは多分に、


キャラクターを通じて訴えたかった、


手塚治虫先生なりのメッセージという意味も含まれていると解釈しているのですが、


せっかく読み返しているので、


自分が心に残った”名言”の数々を、


記憶に残していくためにも、


時々ブログに書きおこしていこうと思います。





まず今回は、


人間と動物の共存という問題において、


人間が踏み外したタブーについて警鐘を鳴らした、


ブラック・ジャック先生のこの一言。





「あんた ゆうべなんていった?
 

 人間が人間をさばくのだといったね
 

 人間は動物をさばく権利があるのかね?」

                     

                          (「ナダレ」より)

           

       

【「ナダレ」あらすじ】


 雪山の開発工事現場に怪物が現れた。その名はナダレ。

 怪物は工事作業員たちを皆殺しにする。

 B・Jはその怪物の正体を知っていた。

 彼が生物学者の大江戸博士に頼まれて、

 大脳を胸へと移植した小鹿、それがナダレだ。

 大江戸博士は大脳をもっとゆとりのある場所に移してやれば、

 脳はもっと成長し、 知能も高くなると考えていたのだが……。



幼い頃親も兄弟もいなかった大江戸博士にとって、


子鹿の”ナダレ”は唯一の肉親のような存在だった。


そんな”ナダレ”の知能が発達し、


人間と同じように言葉を話せたら・・・・


というのが脳科学研究のきっかけだったのだが、


結局、脳移植したした”ナダレ”は、


成長して暴走鹿になってしまい、


博士の婚約者をも車ごと襲い殺してしまう悲劇を生む。


婚約者の死に嘆き悲しんだ大江戸博士は、


自分が始末をつけると決意し、


呼び出した”ナダレ”を涙ながらに銃で射殺する・・・・・





「すまない、ナダレ・・・・

 

 これがさばきだ・・・・」 


と言う博士に対して、


ブラック・ジャック先生が言ったのが上の言葉。





動物に対する人間のエゴを戒める言葉ですよね。



”動物愛” や、


”人間と動物の共存” といったテーマは、


ブラックジャック作品の中でも数多くありますが、


その中でも個人的に印象深い話でした。





では、また~!(´∀`*)ノシ バイバイ


















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