『怪笑小説』（東野圭吾著）

皆さん、こんばんは！(^-^)

定期的に更新予定の、

私が読んだ本の回顧録、

今回は、

私の東野圭吾小説コレクションの中から、

短編集で読みやすい、

ブラックユーモアあふれる”○笑小説シリーズ”の第１作、

『怪笑小説』（東野圭吾著）

【あらすじ】

①鬱積電車

　今日も満員となった電車。電車の中で、

　それぞれの鬱積された思いが交錯する―。

②おっかけバアさん

　ある歌手の舞台公演にひょんなことで行った婆さん。

　何回か繰り返し公演に行くうちに、だんだん歌手のおっかけとなって行く。

③一徹おやじ

　息子を野球選手にしたいがために、

　息子が幼い時から特訓を続けてきた父親。

　ついにドラフトの時期がやってくるが……。

④逆転同窓会

　教師たちの同窓会が開かれるが、

　その同窓会にゲストとして教え子たちがやってくる。

⑤超たぬき理論

　少年時代に狸を見た男は、

　狸には超能力があり、UFOの正体は文福茶釜だと信じ込む。

⑥無人島大相撲中継

　船が沈没し、無人島で過ごすはめになってしまう。

　相撲中継の内容を全て覚えている男の相撲中継を聞いて何とか平穏に送っていたが、

　あるとき賭けが勃発する。

⑦しかばね台分譲住宅

　ある日、死体がしかばね台分譲住宅の前におかれていた。

　分譲住宅の評価を下げたくない住民達は、

　別の分譲住宅へと捨てに行こうとするが、また死体が戻ってきてしまう。

⑧あるジーサンに線香を

　医師の新島先生から急に日記をつけてくれと言われたあるジーサン。

　日記をつけて何日かたったある日、新島先生に実験に協力してくれと頼まれる。

　その実験の内容とは?

⑨動物家族

　人が何かの動物に見えてしまう主人公。

　しかし、自分は何の動物かわからない。

　ある日、いやな家族と友達関係に頭にきて・・・。

全９話です。

”世にも奇妙な物語”が好きな私にとっては、

こういうブラックユーモア溢れる内容の、

短編小説もお気に入りです♪(^-^)

個人的には、

「逆転同窓会」

「あるジーサンに線香を」

この２つの話が印象深い話だったかな。

モヤっとした後味が嫌いな方にはオススメ出来ませんが(笑)、

ちょっとブラックな笑いに理解がある方なら、

この”○笑小説シリーズ”はオススメですよ！(^-^)/

自分は結構クスクス笑ってしまうタイプです！(笑)

では、また～！(´∀｀*)ﾉｼ　ﾊﾞｲﾊﾞｲ

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