プロレスファンの皆さん、こんばんは!
今回も引き続き、
『プロレスファンが選ぶ後世に残したい試合』
について語ります!
今回も、
忘れたくても忘れられない、
プロレス界におけるターニングポイントになった一戦。
(エントリーNo.77)
ジャンボ鶴田vs三沢光晴 (1990/6/8 日本武道館)
前回と同様、
私が高校生の頃、
一番プロレスにのめり込んでいた時期だったという事もあり、
この試合も私のプロレスファン人生において、
最も感銘を受けた試合の一つです。
最近よく、
レインメーカーことオカダ・カズチカ選手や外道選手が、
「プロレス界の歴史が変わるぞ!!」
・・・と口にしていますが、
個人的に、
本当の意味でプロレスの歴史が変わった試合を一つ挙げろと言われたら、
やっぱりこの鶴田vs三沢を選びます。
最も80年代前半以前のプロレスは知らない世代なので、
もっと上の世代の方からしたら、
他にもプロレス界のターニングポイントとなった試合はあるのでしょうが、
私にとっては、
少なくとも30年近くプロレスを見てきた中で、
この試合ほど新時代の到来を感じさせた、劇的な試合はなかったです。
この試合の少し前に、
鶴田さんのライバルであった天龍選手が全日を退団し、
若手のエースとして、
タイガーのマスクを脱いで素顔に戻って戦い始めた三沢さん。
”完全無欠のエース”として、
全日本で絶対的な強さを誇っていた鶴田さんとのシングルマッチは、
まさに世代闘争の象徴的な一戦でした。
誰もが鶴田さん優位と思われていた試合でしたが、
丸め込みでの決着は言え、
まさかの三沢さんの勝利!!Σ(゚Д゚|||)
この時のサプライズというか、
会場の異様なまでの盛り上がりは今でも忘れません。
実況の若林アナの、
「三沢が勝ったー!!三沢が勝ったー!!」
という絶叫も今でも忘れません!(笑)
当時と今では、
プロレス界をとりまく状況の違いもあったかもしれませんが、
そのサプライズ度というか、
この試合の結果の衝撃は、
つい最近、
オカダ選手が棚橋選手に勝った、
”レインメーカーショック”どころの騒ぎじゃなかったですよ!(笑)
多分それは、
オカダ選手が”作られた”ニューヒーローだったのに対して、
三沢さんは、
その当時の閉塞しきったムードの全日本で、
一筋の光明というか、
ファンが皆、自然と期待せずにはいられなかった、
”自然発生的”ニューヒーローだった・・・・
という違いがあったからだとも思ったりします。
この試合に勝利して以降の、
超世代軍のリーダーとしての三沢さんの活躍は、
もはや説明するまでもないですよね!
ハンセンに勝って三冠のベルトを奪い、
馬場さん、鶴田さん引退後は、
紛れもなく三沢さんが絶対的なエースとなりました。
思えば、
この時三沢さんが
ここまでの華々しい大金星的な勝利を収めなければ、
全日本もどうなっていたのだろう?・・・と思ったりもします。
・・・と、まぁ、
ここまでかなり三沢さん目線で語ってきましたが、
本音を言えば、
当時の私は断然鶴田さん派でした!(笑)^^;
鶴田さんの圧倒的強さに憧れ、
この試合も鶴田さんが勝つと信じて疑わなかったもんです。
それだけに、
この時の三沢さんの勝利は、
驚きとともに少なからずショックもあったのですが、
それはそれで何やら歴史的な瞬間を目の当たりにしたような気がして、
とても興奮したことを覚えています。
そして、
この時の解説であった馬場さんが、
「ジャンボは負けたけど、どこか油断があった」
「まだジャンボには余力があったし、次やったらどうなるか分からない」
・・・というような事を語っておられて、
鶴田さんを応援していた自分にとっては、
その言葉がスゴく救いだったことも覚えています(笑)(^-^)
実際その後、
1991年4月18日、
場所は同じく日本武道館で、
三冠ヘビー級のベルトをかけて、
鶴田さんは三沢さんの挑戦を受けるのですが、
その時は、
鬼の様なバックドロップ3連発で、
三沢さんを完膚無きまでにKOしているんですよね!
あの時の鶴田さんの強さも、
未だに自分の目に焼き付いています。
その試合も、
この企画のエントリーNo.84にノミネートされていますが、
この2試合はセットで投票したい気分な私です。
さてさて、
前回・今回と2回続けて熱く語ってきましたが、
改めて自分で思うのは、
自分がプロレスファンとして一番影響を受けたレスラーは、
やはりジャンボ鶴田と天龍源一郎だという事です。
自分より少し上の世代のプロレスファンの方なら、
おそらく ”猪木・馬場世代” 。
そして、
自分よりちょい下の90年代プロレスから見始めたファンの方なら、
やはり ”闘魂三銃士・四天王世代” と言った所でしょうが、
私はちょうどその中間くらいの、
鶴田・天龍・長州・藤波の、
いわゆる ”俺たちの時代世代” なんですねー!(笑)
特に自分はこの当時は、
新日本より断然全日本派でした。
長州・藤波の名勝負数え歌も燃えましたが、
やはり鶴田・天龍の闘いに魅せられた一人であります。
思い入れの深さはどのレスラーよりも深いです。
それだけに、
今の全日本の窮状は本当に見るに忍びないですし、
仮に今後全日本という団体がどうなる事があったとしても、
この当時の全日本プロレスの素晴らしさや、
ジャンボ鶴田・天龍源一郎という偉大なレスラーがいた事を、
どうしても後世に語り継いでいきたいと切に思います。
相変わらず長文になってスミマセン!
こんなペースで語っていたら、
この企画を語り尽くすのに何日あっても足りないので(笑)、
次回からはもう少しスピードアップしたいと思います(笑)
いや~、
本当にプロレスっていいものですね♪
ではまた~!(´∀`*)ノシ バイバイ
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