ううむ・・・
今回もタイトルは「最悪の夫」・・・でしたが、
内容的には江が徳川へ嫁ぐ決意をするまでの葛藤と、
愛娘・完 との悲しい別れが話のメイン。
前回といい、
度々感じるこのタイトルと内容のミスマッチ感。
そう感じているのは私だけ?
どうも視聴率低迷気味の今年の大河ドラマにおいて、
NHKが秀忠役の向井理さん推しの姿勢が見え隠れするような・・・
ちょっとひねくれて見過ぎかな?(笑)
ひねくれ・・・と言えば、
”最悪の夫”と言われた徳川秀忠。
父・家康に江との縁組を伝えられても、
「私の人生は父上の御意のままですから」
・・・と、相変わらずのクールぶり。
でもまぁ、
良く考えたら秀忠もまだこの時17歳だったんですね。
今の時代で言えば、
いわば第2次反抗期?
そんなお年頃ですし、
徳川家の複雑な家庭環境の下では、
この性格もやむなしと思ったりもします。
祝言の夜、
しきたりにならい、妻として挨拶する江に対しても、
「これは勝負です。
どちらかが夫婦になる事を望んだ方の負けですからね。」
・・・と言い放つあたり、
なかなか笑える位のひねくれぶりですね~!(笑)
これ、演じているのが向井理さんだから、
世の女性方もキュンキュン言っているのかもしれませんが、
これがもしブ男だったら、
こんな事言った時点で瞬殺されてますよね!?(笑)
6歳年上の姉さん女房となった江ですが、
それでもこの時23歳。
23歳で”バツ2”とは・・・
これまでの波乱万丈の人生を考えても、
めちゃくちゃ濃い人生ですなぁ!
それにしても、
愛娘・完 が可愛かった!
それだけに、母・江との別れは可哀想で・・・
もちろん、
もう二度と会わないとまで覚悟を決めて、
娘を豊臣家に残して嫁ぐ江の心情も、
また切なかったです・・・
三成の進言があったとは言え、
我が子を失くすツラさを知っている淀君が、
妹である江に娘を置いていくように説得するのは、
さぞやツラかったでしょうね。
秀忠に嫁ぐ江は、これから徳川の人間になる身。
万が一の事があれば、
豊臣の子である完はどうなる?
豊臣家に残して行くのが完の為・・・・と。
その一方で、
「完は命がけで守る!」
と、涙ながらに江に誓う淀。
いみじくも江は、
「これからは徳川の為になる事だけ考える」
というような事を言っていましたが、
先々の展開を考えると、
これが姉妹の今生の別れにも似たような雰囲気を感じて、
それもまた切なく感じました。
さて、
来週は、 「愛しき人よ」
ああ、嫌だなぁ、このタイトル(笑)
また何となくラブロマンス的な匂いが・・・
予告を見る限りでは、
随分秀忠の江に対する態度に変化が見られたような気がしましたが、
果たして!?
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