（注）このブログ記事は2010年9月2日に掲載したものです。
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個人的な独断と偏見で、
私がおススメするマンガを紹介する
このコーナー
第５回 は、
『ブラックジャック』
です
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このマンガについては
かなりアツく語ります(笑)
お好きな方だけお付き合い下さい
このマンガは言わずと知れた、
手塚治虫 大先生の代表作です
自分にとっての手塚作品の最高傑作は、
「鉄腕アトム」
でもなく、
「火の鳥」
でもなく、
やっぱりこの
「ブラックジャック」
なのです。
このマンガとの出会いは、
私が小学生低学年の時、
私の父がお世話になっていた
学校の先生の家にお邪魔して、
この「ブラックジャック」の
１巻と９巻を頂いた時です。
最初は何気に読み始めたのですが、
次第にこの作品の奥深さにすっかりハマってしまい、
それ以降は、
お小遣いを貯めてコミックを買い揃えたもんです
思えば、
自分のお金でちゃんと漫画を買ったのは、
この作品が初めてかもしれません。
今回、
久しぶりに少し読み返してみたのですが、
何年経っても色褪せないですね
改めて感動に涙しました
改めて思うのですが、
この「ブラックジャック」という作品は、
ストーリーの中に様々なテーマや、
問題提起が盛り込まれている気がします。
・生命の尊さ
・親子愛・兄弟愛・家族愛
・友情
・復讐
・自然破壊
・動物愛護、動物との絆
・民族意識
果ては政治的な風刺がきいている・・
と思われる場面さえ見受けられます。
しかし、
そんな話を通して私たちは
感動だけでなく、
人の痛みなども
知ることができたように感じます。
読んだ事がある方なら
お分かりかと思いますが、
この作品に登場する人物の中には、
テロリストや
暴力団組長、
不良少年や、
密航者など、
様々な反社会的人物も登場します。
しかし、
そういった人達も必ずしも憎むべき人物ばかりでなく、
最終的に、
生きる希望に気付かされたり、
人を助ける意義や、
家族・友人との絆に気付かされたり、
人間としての尊厳を取り戻す
話も多いんです。
これは子供心に胸に沁みた記憶があります
今、現代社会は荒んでいます
無差別殺人
親子関係の希薄
犯罪の低年齢化・・・
こういった時代だからこそ、
「ブラックジャック」を現代の人達に読んでもらいたい！！
・・と思うのは自分だけでしょうか
個人的には
「ブラックジャック」に感銘を受けた人間に
悪い人はいない
・・とさえ思っています
自分もこの作品に触れたおかげで、
少なくとも人の痛みが分かる人間には
成長出来たと思っていますしね
・・・・
なんだか偉そうな事ばかり書いてスイマセン(笑)
この作品については、
つい真面目に思いを巡らせてしまうのです(笑)
ちなみに
個人的に好きなストーリーを挙げると、
【男女の絆部門】
①「血がとまらない」
②「再会」
③「しずむ女」
【動物との絆部門】
①「万引き犬」
②「ポケットモンキー」
③「一ぴきだけの丘」
【友情の絆部門】
①「ハローCQ」
②「笑い上戸」
③「助け合い」
【親子の絆部門】
①「勘当息子」
②「おばあちゃん」
③「二人三脚」「鯨に飲まれた男」
・・ってトコでしょうか
異論もあろうかとは思いますが、
あくまでも独断と偏見・・
ってことで(笑)
ブラックジャックファンの皆さんにも
感動したストーリーってありますよね
そう言えば、
少し前までテレビアニメもあってましたね
主題歌で好きだったのは
島谷ひとみさんの
『Destiny -太陽の花-』
ですね
アニメもそれはそれで面白かったのですが、
原作と違い、
殆どの話がハッピーエンドになっていたような気がします
「万引き犬」のラルゴも
いつの間にか飼い犬になってましたしね(笑)
まぁ、
アニメだから明るく締めないとね
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～次回予告～
次回は、
汽車は闇を抜けて光の海へ・・・
アラフォー世代なら
分かりますよね
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