(注)このブログ記事は2010年11月30日に掲載したものです。
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私がおススメする映画シリーズ
第11回 は
『ショーシャンクの空に』
です。
この映画は、
銀行員であった主人公が、
後に冤罪と分かるものの、
妻とその愛人を射殺したという罪で終身刑という判決を受け、
刑務所に投獄され、
その数十年と言う長い刑務所生活の中で、
決して自由という希望を捨てずに生きて行く姿を描いた作品です。
腐敗し、汚れきった刑務所生活では、
囚人による暴力なども日常茶飯事であり、
この主人公も長きにわたり、
そのような地獄のような生活が続きます。
映画の中とは言え、見ていて辛くなる程です。
そして、
周りの囚人たちは、
一様に希望を失い、
刑務所で暮らすも地獄。
釈放されて社会に出ても順応出来ずに地獄・・・
そんな現実もまざまざと感じさせられます。
しかし主人公は、
”調達屋”と呼ばれ、囚人仲間から慕われている男と出会い、
徐々に囚人たちとも交流を深めていき、
また銀行員としての知識を使い、
刑務所生活の改善を図ったり、
刑務官たちの税務処理を行ったりする事で、
刑務所内での絶大な信頼を得る事になり、
一見、満ち足りた生活になったかに見えるようになります。
ただある事がきっかけで、
彼の冤罪の真実が分かるようになり、
事態は転々とする事になるのですが・・・・
ここからの、
彼の自由という希望への執念は凄まじいものがあります。
数十年という長い間、閉鎖した刑務所生活をしながら、
決して希望を捨てなかった男の姿は感動的です。
そして感動のラスト・・・
主人公と一番心を通わせていた”調達屋”と呼ばれた元囚人の男。
彼は長い年月を経て仮釈放が認められ、出所する事になりますが、
もうすでに年老いていて、
仕事もままならず社会に順応出来ず、
不安と孤独にさいなまれ自殺を考えるようになります。
しかし、獄中で主人公の彼と交わした約束を思い出し、
ある行動に出るのですが・・・・?
淡々と刑務所内での暗い生活が続いた中での、
最後のラストシーン!
私はココにジーンと胸が熱くなりました

私は原作は読んでいないのですが、
一説によると、
原作にはなかったと言われるこのラストシーン!
最高でした

うるうると涙が止まらなかったですね

主人公役のティム・ロビンスもカッコいいのですが、
個人的には、
”調達屋”の囚人を演じた、モーガン・フリーマンが大好きです

何とも言えない寂しげな表情や、
時折見せる優しげな笑顔、渋い声・・・・
彼が出演する作品にはハズレがないような気がします

ちなみに、
公開当初はあまり注目されていなかったといわれるこの作品。
しかし、
かの小泉純一郎氏や、
宇多田ヒカルさん、松本人志さん・・・etc
著名人の方でもこの作品を好きな映画に挙げる方も多いらしく、
じわじわと魅力が伝わったのかもしれませんね。
2時間超の大作ですが、
是非おススメしたい映画です

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