今回も、
改めて私が紹介するまでもないほど、
有名になった本ですが、
つい最近、
私が感銘を受けた本のうちのひとつです。
冲方丁 さんの
『天地明察』
天地明察 | |
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”2010年本屋大賞”に選ばれ、
話題になったので読まれた方も多いですよね。
碁打ちにして算術家の、渋川春海が、
改歴事業という、
今風に言うなら、
一大国家プロジェクトの主役として、
大きな挫折を味わいながら、
さまざまな人との出会いと別れの中で、
一心不乱に立ち向かっていくその生き様が
すごく感動できました
この小説での 渋川春海 という人物は、
ちょっと抜けた所もあり、
ひとつの事に夢中になると周りが見えなくなるという、
純粋な心を持った青年
・・という印象で、
すごく親しみが湧いて感情移入が出来ました
生涯の伴侶となる、えんさん との出会い、
そして最後・・・
思わずホロリとしてしまいました
正直言って、
碁や暦や算術に関しては、
私自身、全く無知な為、
分かりにくい描写も多かったのですが、
こうした人と人との心の通いあい、
そんな人間模様の部分だけでも、
充分満足できました
もちろん、
暦や算術の事を理解して読めば、
また違った楽しみ方が出来、
違った感想を持つのかもしれませんね
さぁ
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