まあ待ってた人はいないだろうが……。

お久しぶりでございます、アメーバさん。

やっと卒業研究が終わり、

明日でる試験の結果次第で

卒業も確定する、

どうもこんばんは、Asです。

卒業は確定するかもだが

やっぱりというかなんというか

就職は決まってません( ̄▽ ̄;)

一番の要因は「100年に一度の大不況」ではなく、

本人のやる気ですf^_^;

正社員で就職しちゃうと

できること限られそうだからぁ~……って

世間知らずがなんか言うてますよ(-.-;)

別にやりたいことも

なくなっちゃったくせにね……。

あ……でもしばらく離れてる間に

また書きたいなあって思いはじめましたよ。

「描く」、ではなく「書く」方。

描は卒研で散々やったから

しばらくはい(ry

でもやるとしても

もうここじゃやらないかも。

新しい所での再スタートを

少し、考えてます。

うん、

そんなこと宣言するまに

就活せぇって気持ちはよく分かる。

ええ、ええ。

しかし最近つくづく思うのは

僕って本当に運がいい……

じゃない!!

これは「忍ペンまん丸」だ!!

(分かる人いないだろうな……)

そうじゃなくて、

僕って本当に生き方下手やなって思う。

どんな生き方が上手いんかは

分からんが……。

あ、だから下手なんか!!(爆)



明日、就職面接会行ってきます。

多分無理です(>_<)

アピールポイント……本っ当にないもの……。

エピローグ



~太陽を手に入れた男~



重い足取りで、地下と地上とを繋ぐ螺旋階段を、今度はゆっくりと上って行く。

腕には、愛しい女が穏やかな顔をして眠っている。

俺が膝を上げ、階段を上がる度に、その長い栗色の髪が、まるで生きているかのように舞い揺れる。

――階段を上りきった俺は、更に上へと向かう城内の巨大な階段へと足を向け、また上りはじめる。

……出来るだけ、空に近い所が良いだろうと、そう思ったからだ。

等間隔で並ぶアーチ型の石柱をくぐり、俺はエレナと共にバルコニーへ出た。

城の南側に突出し、眼前だけでなく左右にまで空を見渡すことが出来る此処なら……こいつは赦してくれるだろうか?

――東の空は白み、やがて来る太陽の支配の時を告げる。

そうなればこのバルコニーも陽の光をいっぱいに受け、此処に立つ闇をあっと言う間に消し去るだろう。

だが俺はその場から動かず、エレナを腕に抱いたまま力無く座り込んだ。

エレナの首に手を当て、既に失われてしまった脈を探す。

何度も繰り返し、何度も同じ結果にはなったが、確かめられずにはいられなかった。

指先で触れた“傷のない”首からはやはり、生の証は一切消えていた。

ついさっきまで、心地好い温もりを放っていた身体が、徐々に冷たくなってゆくのを彼女に触れている指先や腕から、悲しい程感じ取れた。



――結局、俺は……エレナの望みを叶えてやることが出来なかった。



だが代わりに、俺はエレナに固く誓ったのだ。



……1人では逝かせない、と……。



……そうだろエレナ。

俺と同じ世界を望んでいるのなら、何もお前が闇に堕ちることはないんだ。

――俺が光に出ればいい。

そうすれば同じ世界にいられるから。

今の生では叶わなくとも、いつか……そう、必ず。

今とは違う時代で、今とは違う名で、同じ、光の世界で……。

「……エレナ……。」

俺は、東の果てに広がる水平線に目を向けたまま、彼女を強く抱き締めた。





「日の出だ。」











~END~




original date:
   08.4.22. 18:44

1st correction date:
   09.7.20. 1:26
第4章~相容れない2つの世界~



~叶うのは誰の望みか~



ゆっくりと、閉じられた瞳。

伝い落ちた、最期の涙。

苦しげな、荒い呼吸。

弱まってゆく、鼓動。

……俺は悟った。



もう、目覚めることはないだろう、と……。



このまま眠るように……エレナは逝ってしまうのだろう……。

俺はベッドからゆっくりと体を離して床に足を付け、呆然とエレナを見下ろした。

頭が、顔が、身体中が炎に包まれているかのように熱くて、酷く怠い。

燃えているのならこのまま灰になって風に流れて行く筈が、身体は鎖で惑星と繋ぎ止められているかのようにズシリと重い。

胸に何かがつかえているようで、呼吸が、上手く出来ない……。

いっそ泣き叫んで吐き出してしまった方が、楽になれそうな気がした。

愛しい人に縋り付いて、逝かないでくれと懇願して……。

……否、俺はまだ泣くわけにはいかなかった。

エレナが遺した願い……。

俺に……殺されたいと、そう言った。

愛する者の最期の願いを叶えるべきか、それとも……。

俺は、その決断を下さねばならなかった。

しかし俺に……吸血鬼に血を吸われるということは、同時に闇に堕ちるということになる。

そして、一度堕ちた魂は二度と、光の世界には戻れない。

……俺は、どうしてもそれだけは避けたかった。

俺が愛したのは光の世界……太陽の下に居たエレナだ。

……そう、だから答えははじめから決まっている。



決まっているのに……。



本能というものは、こんなときにも正直だ。

俺の中から、“人間を愛した愚者”という殻を叩き割り、元の残酷で非道な、闇の世界の住人へ帰ろうと訴えている。



……エレナの望みを叶えることで……。



そうすればあの極上の血が手に入り、その上愛した女の望みまで叶えることになるのだ、と……。

口内に先程の血の味が蘇る。

あの血は、そう、エレナそのものだ。

それを手に入れてしまえば、エレナは……。



――そう、お前のモノだ――



生きるべき世界が、違う。

だから……絶対に手に入らないと思っていたのに……。



――何を躊躇う?――



――エレナを同じ世界の住人にできるんだぞ?――



――分かるな……?――



――さあ、殺れ!!――



――それがお前の……エレナの望みだろう!?――



全ては、彼女が望んだこと……。



第4章~相容れない2つの世界~



~闇を望んだ太陽の少女~



「今度は、違った。国王様は“私を”探していた。髪や瞳の色、名前まで提示されて、国内で合致するのは私だけだ、って言われて、使いの方じゃなく、剣を持った兵士さんが強制的に私を連れに来たの。……でもね、私、母と兄を止めて、抵抗せずに大人しく従ったの。何故だか分かる?」

人差し指を口元に持って行って、いたずらっぽい笑みを浮かべて見せるエレナ。

ああ……もうダメだ……。

どんなに強がろうと、どんなに押し隠そうと……こいつには決して敵わない。

目にまた、火が灯ったような熱さを感じた。

どうしようもなく、好きだと思えて、どうしようもなく……泣きたくなった……。

「私の特徴を、国を揺るがす吸血鬼が事細かに提示したって聞いた時……。私、すぐに分かったの……貴方だ、って……。」

エレナは瞳を細めた。

血の気の感じられなかった頬が色を得たように見えたのは、燭台に灯る火のせい……?

――どんどん墜ちてゆくのを、痛い程感じる。

どうにもならない、流れに身を任せるしかないその状況がもどかしく、そして……堪らなく愛しく感じた。

「……貴方が、私を迎えに来てくれたんだって、そう思ったの……。こんな、辛い毎日から助け出してくれる為に……。」

エレナの震える手が、俺の頬に触れた。

そして、顔の横に垂れていた鬱陶しい髪を、すっと耳に掛けた……。

「はじめて、会ったときからずっと……想ってた。貴方に、なら……殺されても、いいかなって……。」

「……はじめから?」

顎が少し引かれて、頷いたのだとやっと分かる。

動作の一つ一つが懸命で……辛そうだった……。



「闇に墜ちることも……構わない。貴方の、居る、世界なら……。」



細められた瞳から、とうとう涙が伝う。

揺れる炎の姿を映したそれは、きっと、夕焼けと呼ばれる空と同じ色をしていた……。

「私はもう……堕ちてしまっているから……。」

頬に触れていた温もりが、力なく落ちた……。



第4章~相容れない2つの世界~



~囚われたのは誰か~



「……私ね、心臓の病気で、どっちにしろもう長くは生きられないの。」

……予測してはいたことだが、本人の口から事実として言い渡されたら、その衝撃もショックも、やはり大きい。

勘違いではないかと、気休めの希望を抱いていたのだと……嫌でも気付かされた。

「生まれた街のお医者様からは見放されて、母と兄が首都の大きな病院に入院させてくれた。だけど、そこでも打つ手はなくて……。私はこの6年間、ずっと死を待つだけの日々を送ってきたの……。」

6年前のエレナの血は、確か健全な人間のものだった筈だ。

ならば、発病したのはあの直後……?

俺を恐れて故郷を捨てたわけではなかったのか……。

「……怖かった。この6年間ずっと、心が休まることは一度だってなかった……。死ぬってどういうこと?死んだら、人はどうなるの?……そんな、答えのない疑問ばかりを繰り返し繰り返し……。……頭がどうかしそうだった……。こんなに苦しいなら、いっそ猶予なんていらない、もう今すぐ死んでしまいたい……何度そう思ったか……。」

悲しみが揺らめいて、瞳の中の青空が暗く陰る。

エレナはそれを振り払うかのように軽く首を振り、続ける。

「でも最近になって、よく国王様の使いの方が私の所へやって来て、お城へ来るようにと言われるようになったの。……今、国が吸血鬼に屈し、国王様はご自身の保身の為に国民を犠牲にしている……。そんな噂を聞いた母と兄は、怒って何度もその使いの方を追い返してた。……でも……。」

乱れた呼吸を、エレナが胸を押さえて苦しげに整える。

ただ話しているだけなのに、随分と体力を奪われているようだ。

……痛々しくて、見ていられなくて……俺はとうとう視線を外そうとした。

しかし、真摯に見つめてくる澄んだ青い瞳から、もう1ミリも目を離すことが出来なかった。



まるで、囚われたのは俺のようだった。