入院中から結構絶望していた。



広範子宮全摘術による後遺症。



排尿障害。




1番不安だったものの、どこかでなんとかなるだろうと思っていたのだけど術後1ヶ月自尿はでない。


ゼロではないけどまだ入院中のが出ていた。




もう退院してからは排尿障害について調べまくっては落ち込み、導尿しては落ち込み。



泣き続ける日々。




体重は減る一方で-6kg

さすがに痩せすぎと焦る。


おしっこというものに完全にとらわれてしまい毎日が苦しくて仕方無かった。




退院後はじめてかかりつけの精神科にいく。



先生の第一声


手術うけたね!

頑張ったねえ!


どうなったか心配しとったよ!




手術やその後の経過を詳しく聞かれ、自尿が出ないことを話す。



泌尿器科の先生は正直頼りない。
同じ手術を受けた人の中でよく出されているお薬をネットでよく見ていたので何かありませんかと聞くが



ないです。


後で思い返すと説明ひとつなくこの一言で終わらせた先生の対応に悔しさが込み上げてきた。



精神科の先生は



うーん、とりあえず尿のことで頭がいっぱいで追いつまっとるね。



薬を変えよう!

今の状態に合わせたのに変えるよ。

こだわりが強いからね、その辺を少し楽にしてあげないと。




もう覚えてないくらい前から今の薬で安定していたけど1つの薬は依存性が強いと聞いていた。離脱症状の不安を伝えると別の薬を被せるから大丈夫。




先生、どうやったら前向きに頑張れるの?




頑張らんでいいよ。

もう手術頑張ったやないね。

それで充分やない?



じゃあ苦しいとき泣いててもいい?




いいよ。

泣きたい時に泣いたらいい。




変更したお薬が効いたのか先生の言葉が効いたのか両方なのか導尿の事でくよくよすることがなくなった。

ちなみにやめた薬の依存もなし。





尿に関してのお薬を出すかも検討してくれたが一旦見送り、婦人科の主治医にお手紙を書いてくれた。




頑張らなくていい。

そうだね、一旦頑張ることを休もう。