我欲を捨てる
おはようございます。秋山です。
土曜日の、勉強会の帰りに、電車に乗っていると突然後ろから背中を
つつく人がいるので誰かなと振り返ると
前職の同期が笑顔で居ました。
懐かしかった!
久しぶりに話をすると、彼は現在総投資額数千億円の巨大プロジェクト
に携わるメンバーとして活躍しているそうです。(土日も働いています。)
彼の仕事の成果は、おそらく半永久的に地球上に残る仕事であり、かつ
数百万の方の利便性を向上させる仕事です。
そんな彼の話とその雰囲気を見ていて気づいたのですが、彼には我欲
(「わし」が「わし」がという姿勢や「金」「金」という姿勢。「出世」「出世」という姿勢)がない。
お客様のことを考え、誠実に仕事に取り組むのその姿勢には、人間
的な円熟味さえ感じました。
そんな彼の姿を見て自分自身を振り返りました。
私自身は、在職中は、数十億円程度のプロジェクトメンバーの一員でしたが、
口では「顧客ニーズに沿ったものを・・・」「マーケティングが必要・・・・」
といっておきながら内心では
「このテナントを入居させたら売上は○億ぐらいだったらあがるだろう
(テナントさまの名前を呼び捨てにしていました。)」とか
「社内的にはマーケの専門家がいないんじゃないか。(本当はもちろんいらっしゃいました。)
ここでマーケをやったら出世できるんじゃないか」とか
「回転率を変更したら収支のまわりがよくなるんじゃないか。これで上司からほめられるかも
(資料の改ざんにちかい。)」
とか、自分のことしか考えない馬鹿で阿呆などうしようも人間だったと思いました。
ほんとうにどうしようもありません。
本当に未熟です。ひたすら猛省しかありません。
前職の会社は、今年で101年を迎えました。100年企業とは、私の同期のように
誠実に自分自身の人生に取り組むことができるスタッフによって、つくりあげられる
ものだと改めて思いました。
今までの「生き方」を悔いあらため、少しでも同期に追いつけるようにこれからも
がんばりたいと思います。
ではでは