サイコグラフィック基準について
おはようございます。秋山です
先日、TACACOさんから、以下のご質問をたいだきましたので、私なりに、
ご説明したいと思います。(わかりにくければごめんさない p(^-^)q)
(ご質問)
サイコグラフィック基準って何ですか?
(ご回答)
市場細分化を行なう際に用いる軸のことです。
すべての人々に万人向きの製品を売り込むことは、必ずしも効率的ではあ
りません。また、どんなに良い製品であっても、市場全体を相手にすると経
営資源は早晩枯渇してしまいます。
そこで、生まれたのが、市場細分化の考え方です。
これは、不特定多数の顧客を、マーケティング戦略上、同質と考えても差し
支ないと判断される小集団に分割します。そして、その小集団にマーケティング
資源を集中投下し、効率的な経営資源の活用を行なうという考え方です。
この際、市場を細分化するための軸が必要となります。
通常、軸は、
①地理的基準(地方、気候、人口密度)
●セグメントの例
関東、関西など。寒暖、季節など。都市部、郊外、地方など
●該当する商品の例
地域限定商品:「江戸前」アサヒビール
季節限定商品:「秋味」キリンビール
ロードサイド店:青山商事
②人口動態基準 別名 デモグラフィック基準(年齢、性別、家族構成、所得、職業)
●セグメントの例
少年、ヤング、中年、高齢者など 男、女 既婚、未婚など
3000万円以上など、ブルーカラー、ホワイトカラーなど
●該当する商品の例
学年誌「小学○年生」小学館
女性向けタバコ「バージニアスリム」
主婦向け雑誌「すてきな奥さん」主婦と生活社
高級車「ベンツ」メルセデスベンツ社
健康ドリンク「リゲイン」三共
③心理的基準 別名 サイコグラフィック基準(ライフスタイル、パーソナリティー)
●セグメントの例
スポーツ好き、アウトドア志向、新しいもの好き、保守的など
●該当する商品の例
RV「パジェロ」三菱自動車
などで、分割します。
この事例の場合は、消費者のライフスタイルがキーワードになっていると、判断しまし
たので、サイコグラフィック基準で分割すべきであると判断しました。
(参考文献:MBAマーケティング 監修 数江 良一 著 株式会社グロービス ダイヤモンド社)
(ご質問)
最近のハッとモーメントなのですが、何をどのようにのあたりを 階層化してプログラムを提供していく必要を感じます。ビギナーコース、中堅コース、達人コースという具合にです。お客さんによって 求めているものも 知識や思想レベルも異なってくると思うんですよね。 それに細かく対応することが お客さんのニーズに合わせた満足度を導けるのではないかと思うようになりました。
(ご回答)
賛成です。
商品開発をされているのですね。先般、お話したドメインを上位概念と位置づけたうえで、
下位概念である商品コンセプトを開発されていると思いました。
各商品ごとの違い(差別化)が明確となる商品コンセプトをt提供することが、より、おもしろみ
のある商品につながると思います。
以上です。ではでは