くさマン彼女とは色々あったが

やがてその関係にも亀裂が走る

 

彼女は美容師になるのだが

その煌びやかな世界の中で過ごすうち

俺は「ダサい男」と位置付けられた

そして

別れを告げられた

 

つまり、くさマンに振られた、、、草

 

 

その後、某専門学校をフェードアウトした俺は

市ヶ谷にある某大きい会社(に出向している小さい会社)に就職

 

そこで3つ上のセクシーお姉さまと出会う

 

それは

社食で済ませたランチ後の

束の間のひと時

会社の屋上で、、、

 

え?会社の屋上?

 

そう、それは

ザ・昭和とも言える

東宝サラリーマン映画に出てきそうな

昼食後の一場面

 

バレーボールやバトミントンをする若者

その中の若いOLを物色する非モテ中年おやじ

付かず離れず怪しい雰囲気を醸している不倫カップル

などなど

そこはまるで池袋西口公園みたいな空間だった

 

で、この俺といえば

 

自動販売機の紙コップ片手に同僚と

(ホットオレンジジュース)

上司の愚痴でケラケラ笑っていたのだが

ふと気づくと目の前にお姉さまが2人

 

そのうちの一人が

「今度お食事でも行かない?」と声をかけてきたのだ

 

つまり逆ナン

 

滅多にない大事なことは寝かしてはいけない、と即決

その日のうちにデート、からの大人の関係へ

加えて、二人とも一人暮らしだったこともあり

間もなく俺は、彼女の部屋へ転がり込んだことは言うまでもない

 

 

 

つづく

 

 

補足

 

挿入後も早ければ、挿入に至るまでも早かったこの俺は

この頃、早打ちマックと呼ばれていた(うそ)