昨日の入社式の日より、新入社員が一人入ってきた。

私よりちょっと年下。若いっていいねぇ。

で、しばらくはいろんな現場をまわって仕事の流れをつかんでいく、所謂『研修期間』なわけだが、

私のいる現場に来るのは来週になりそう。

今、その新入り君がいる現場の人の話では、早くも評判が悪い、とのこと。

なんで?

まだ1日しか経ってないのに?

何をやらかしてるの?新入り君は。

ニートだったとかバイトしたことすらないとかいろいろ噂は流れてるにしても、自分の知らないところでいろいろ言われるのはきつい。だから私は言わないようにしてる。自分もどう思われているか分からないから。


私もバイトなんてしたことが無いまま、高校卒業→就職と流れていったが、「このまま時間だけが残酷に過ぎていくのではないだろうか・・・」という不安を持ち続けていた。特に卒業式を済ませてから入社するまでの約1ヶ月間は。

ついこないだまで制服着て学校行って勉強したり友達とわいわい喋ったりしていた(友達なんていなかったけどね)生活から、いきなりポーーーーーンと『年上の人たちと仕事をする世界』に突き飛ばされた感じだろうか。

「ずっと子供のままでいたい」とは思っていなかったが「大人の仲間入りが出来た」という前向きな気持ちにもなれなかった。


初めて就職した会社では合宿のようなものがあって、挨拶の仕方とかを教わったりいろんな人の講習などを聞いたりした。

夜は数人の『同僚』と寝泊りするわけだが、その子達はまだなんとなく女子高生っぽい感じに見えた。就職することに全く躊躇することなく、修学旅行に来ているかのような余裕っぷり。あれはすごい。


で、私はというと入社式の日にスーツを着たのはいいが、何を思ったのかローファーという靴を履いてきてしまい、他の子達から影で聞こえよがしに「スーツにローファーだって(プ」と20回くらい言われた。その言い方も女子高生っぽい言い方だった。今思えば確かにダサい。私の当時の姿も、影で言ってた子達もな。


実は1ヶ月ほど前に、私より若い子が会社を辞めていった。

具体的なことは分からないが転職先も決まっており、最後の日に私は彼にこう言ってみた。


「若いうちがいい」


彼は苦笑いしていたが、彼ももう少し年をとればなんとなく言いたくなる言葉ではないだろうか。

私も昔、誰かに言われたような記憶があり、それに対して苦笑いしたような気がするから。