1日休んだとはいえ、その日もハードスケジュールだった上に土曜出勤だった今週は非常に長く、ごちゃごちゃとしたものだった。


おとといは疲れていたこともあってあまり深くは書かなかったが、あの日は先生を探している合間にいろんなところを歩き、見た。家を出る直前の夢に出てきたところ、昔住んでいた市営住宅の前、足取り重く歩いた通学路、誰の土地なのかわからない小さな畑、昔よく行った喫茶店。

帰省した時にもおかんが運転する車で通ったりするが、自分の足であの地を歩いたのは何年ぶりだっただろう。新しい建物になっていたところも当然あるが、新しくなっててもおかしくないほど古い建物が未だに残っていたりもした。通学路沿いにある古い民家の屋根には、以前はなかったはずの穴が開いていた。ホントに人住んでるのか?

以前も書いたが昔住んでいたこの地にはいい思い出が無い。でも最近夢で出てくる地でもある。それは物心付いた時から高校2年まで住んで、現段階ではもっともいろんな経験を積んでいた場所となっているからなのだろうが、薄化粧して旅人風な格好をして歩いていても、当時のことを思い出すとやはり足取りが重くなった。「あ、あそこにあった古い家が無くなってるなー」とか「この公園の遊具は色しか変わってねーな」とか思っていても、そこにある懐かしさは濁っているように感じる。よくテレビで、有名人が生まれ故郷を訪れて「いやー懐かしいなー」と空を仰ぐのとは180度違うのだ。自分と年齢が同じくらいの人を見かけると、不意に被っていた帽子を深めにして顔を隠してしまう。別に悪い事をやっていたわけではないけれど、あの頃私の周りにいた人たちの記憶の中から、私は消えていて欲しいと願っている。


これでしばらくは夢に出てこないなと安心したのか、夕べは海外旅行をしている夢を見た。