今さっき知った丹波哲郎さん死去。
はたして霊界はどんなところだったのだろうか、イタコさんに頼んで聞いてもらいたい。
時は20××年。
政府はとどまることを知らないヒートアイランド現象による南極氷解を恐れ、世界の4箇所の海に巨大な貯水タンクを建設すると発表した。
世界中から一流の科学者や建築者を寄せ集め、『ビット』と呼ばれる金属製の大型の鍵を4種類、それぞれのビットを使って操作をすることができる、天に突き刺さんばかりの高さと半径5千キロ程の貯水タンク4つ完成させるのには、発表から20年後のことだった。
それから数年後、更に加速するヒートアイランド現象に拍車をかけるかのように、南極で大規模な地震が発生。
しかし地震発生1週間前に地震の兆候を察知した地理学者たちによる警告によって、南極に拠点を置く人間たちは事前に避難。更に4つの貯水タンクの同時稼動によって海水を急激に吸水。南極は完全氷解したものの、それによる世界各地の都市浸水は免れた。
水を最大限まで給水した貯水タンクは世界救出の役目を終え、ビットはドイツ、オーストラリア、アメリカ、そして日本の4ヶ国の政府によって厳重に保管されることになった。
しかし
1年後、ビットを保管していた4ヶ国で立て続けにテロが発生。
政府の人間と密通していたテロリストが全てのビットと、一緒に保管されていたビットの設計図を強奪。更にビットを発案した科学者を射殺した。しばらくしてテロリスト達はインターネット上で、設計図を焼却、ビットを3つ破壊する映像を公開した。
世界中の軍や警察の捜査によってテロリスト達は見つかったものの、腰に取り付けていた手榴弾を使って自爆。さらにテロリストのリーダーである人物だけは逃走していた。貯水タンクは操作不能となり、残りの1つのビットは行方知れずとなった。
やがて
一向に改善されない環境破壊、大気汚染に対してついに『自然』が人間に牙を向けた。
世界各地で平均気温が45度にまで達し、海水が異常なまでに蒸発、それにより発生するはずの雲まで熱によって消滅し、雨が降らない日が続いた。草木は枯れ、作物が育たず、日本でも砂漠化が進み始めた。更に油田から石油が出なくなり、石油の価格が高騰、それは車に使われるガソリンにまで及び、車が売れなくなる程にまでなった。餓死する人間が激増し、経済的打撃で失業者の数が下がることを知らず、自殺者も増加。世界の人口は2兆人まで減った。
時は21××年。
ついに地球上から『海』というものが無くなった。
4つの貯水タンクは、膨大な水を抱えたまま、干上がった陸を見下ろしていた。
10年後、世界の人口が1兆人をきった頃、日本に住む女性が目にしたのは、薄汚れたビットだった。
この女性とビットをめぐり、世界が再び動き出す・・・。
で、その女性と言うのが↑の絵の人。
こういう物語をたまーに考えてしまうわけよ。仕事中に(仕事しろよ)。
