こんばんは~♪鶴見です(・∀・)
5月4日の日経新聞の春秋に素敵なお話が掲載されていましたよ♪
ホンダの創業期に人気を呼んだ商品のひとつが、自転車に取り付ける補助エンジンの「カブ号」だ。赤いエンジンに白い燃料タンクを組み合わせた。明るくめでたい色が戦後の復興を急ぐ人々を鼓舞したのかもしれない。本田宗一郎氏が自ら思いついたアイデアだった。
▼芸術作品と違って商品のデザインは、現在の人だけに訴えればいい。私はおでん屋ではのれんに頭を隠し、尻を出して酒も飲み、大衆の心は人一倍理解しているつもりだから、できないことはない――。本田氏はそう考え、家で寝ていてもひらめくと、すぐ紙と鉛筆を持ってこさせたと本紙の「私の履歴書」に書いている。
▼最近の特色ある造形の家電製品も、人々が求めるものをすくい出しているのだろう。細いパイプを折り曲げただけの簡素な卓上ライトは実用本位を望む人たちに好評だ。球状の小型掃除機は見た目は掃除機とはわからず、インテリアに凝りたい気持ちに応えている。ベンチャーや海外企業の製品に斬新なデザインが目立つ。
▼日本の電機大手も人々をうならせるデザインの製品を、そろそろ世に送り出さなくてはなるまい。とかく先進技術を追求したがる開発者たちに本田氏はこう言った。「研究所は人間の気持ちを研究するところであって、技術を研究するところではない」。技術では誰にも負けないと思っていた人なだけに重みのある言葉だ。
素敵だな~…
って思いました。
研究所は人間の気持ちを研究するところであって、
技術を研究するところではない
本当に良い言葉だな~…って。
そうやって人を大切にしていきたい
私もそんな風に思いながらいろんなことに取り組んでいきたい
そう思いました。