「こんな人に読んでほしい」

「不妊治療、いつまで続くんだろう…」

と出口の見えない不安を抱えている

 

保険適用になったけれど、

結局お金がかかって

一歩踏み出せなくなっている

 

仕事と通院の板挟みで、

心も体もちょっぴり疲れてしまった

 

 

 

こんにちは

 

日々、顕微授精や受精卵の観察を行う胚培養士として、

命の卵に寄り添っている私ですが、

今日は白衣を脱いで、一人の友人として、

そしてこの道の険しさを知る仲間としてお話しさせてください。

 

 

「今月もリセットしちゃった……」

「次のステップに進みたいけど、

お金のことが気になって先生に相談できない……」

 

30代後半から40代にかけて、

不妊治療はただでさえ「時間」との戦いです。

 

そこに「お金」の不安が重なると、

心は簡単にポキッと折れてしまいますよね

 

 

でも、どうか一人で抱え込まないでください。

 

 

実は今、日本中の自治体が「あなたの挑戦」を応援しようと、

驚くほど手厚いサポートを用意し始めているんです。

 

 

 

 

  「数字」に怯えていました

 

 

実は私自身、胚培養士として

患者さまの受精卵を大切にお預かりする一方で、

周りの友人が治療に苦しむ姿を見て、

ずっと葛藤していました。

 

 

「保険適用になったから安くなるはず」

 

そう思っていたのに、実際に治療が始まると

「先進医療」や「自費診療」の文字が並び、

請求書を見てため息をつくショボーン

 

そんな光景を何度も見てきました。

 

ある時、友人がこう言ったんです。

 

 

「もうお金が続かないから、今回の採卵で最後にしようと思う。

本当はもっと試したい検査があるんだけどね……」

 

その言葉を聞いたとき

胸が締め付けられる思いでした。

 

 

胚培養士として

「あと少し、この検査ができれば結果が変わるかもしれない」

という可能性を知っているからこそ、

お金を理由に夢を諦める現実が、

たまらなく悔しかったんです。

 

 

そこから私は、仕事の合間に

全国の自治体の制度を必死に調べ始めましたびっくりマーク

 

 

「どこかに、彼女たちの背中を支えてくれる仕組みはないの?」と。

 

 

 

  選択肢は広がる

 

調べてみて驚いたのは、

住んでいる場所によって受けられるサポートに、

数十万円単位の差があるということでした。

 

 

もちろん、助成金のために

引っ越すのは簡単なことではありません。

 

でも、「こんなに手厚く守ってくれる場所があるんだ」

と知るだけで、

「不妊治療=孤独な戦い」

というイメージが少しだけ変わりませんか?

 

2026年現在、特に「手厚い!」と

私が感動した自治体をランキング形式でご紹介します。

 

 

 

第5位:茨城県 境町

 

「回数制限の壁」を壊してくれる優しさ

 

保険適用には

「40歳未満は6回、43歳未満は3回」

という回数制限がありますよね。

 

この回数を使い切った後、

多くの人は全額自費(100万円単位)の壁にぶつかります。

 

 

境町は、その保険終了後の自費診療に対しても

10〜20万円の助成を出しています。

 

「回数が終わったら終わり」じゃない。

 

その安心感は計り知れません。

 

 

 

第4位:兵庫県 神戸市

 

「先進医療」の負担をグッと軽く

 

着床前診断(PGT-A)やタイムラプスなど、

効果は期待できるけれど高額な「先進医療」。

 

神戸市は、この費用の7割(上限あり)を助成してくれます。

 

「一律◯万円」ではなく

「かかった分の7割」という出し方は、

検査を重ねる方にとって本当に心強い味方です。

 

 

 

第3位:京都府

 

「通院の疲れ」に寄り添う交通費助成

 

治療費そのものだけでなく、

なんと「通院のための交通費」を

助成してくれるのが京都府。

 

有名なクリニックに通うために

新幹線や特急を使うこともありますよね。

 

毎回の数千円が積み重なって重荷になる……

そんな痛みを分かってくれる、優しい制度です。

 

 

 

第2位:東京都 港区

 

 

「上乗せ」の力が圧倒的

 

東京都全体の助成に加え、

区独自で最大30万円を上乗せ。

 

しかも、所得制限を撤廃しているため、

共働きで頑張っている夫婦も等しく受けられます。

 

自由診療までカバーするその懐の深さは、

さすがの一言です。

 

 

 

第1位:東京都(全都域)

 

「持ち出しゼロ」を目指す最強のサポート

 

2026年からさらに制度が拡充されました。

 

保険診療の自己負担分(3割負担分)に対しても

助成が出るようになり、

高額療養費制度と組み合わせると、

窓口での支払いが実質数千円で済むケースが激増しています。

 

「お金のことを考えずに治療を受けられる」

環境に最も近い場所かもしれません。

 

 

 

  考え方が変われば、体も変わる

 

「私の住んでいるところは、こんなに手厚くないや……」

とガッカリされた方もいるかもしれません。

 

でも、落ち込まないでください。

 

私がこの記事で一番伝えたかったのは、

ランキングそのものよりも

「あなたは決して、社会から見捨てられていない」ということです。

 

不妊治療をしていると、

どうしても「自分たちの力だけでなんとかしなきゃ」

と孤独になりがちです。

 

でも、これだけ多くの自治体が、

あなたの未来のために予算を組み、

応援してくれています。

 

 

私が胚培養士として多くの卵を

見てきて確信していることがあります。

 

 

それは、

「お母さんの心がリラックスしているとき、細胞の生命力は高まる」

ということ。

 

お金の不安でガチガチになっているとき、

体は緊張し、血流も悪くなってしまいます。

 

「助成金があるなら、あと1回多くチャレンジできるかも」

「少し負担が減るなら、今日は美味しいものを食べて帰ろうかな」

そんなふうに、心がふっと軽くなる瞬間を作ってほしいんです。

 

 

 

  今日からできる「小さな一歩」

 

ここまで読んでくださったあなたへ。

まずは、スマホの検索窓にこう打ち込んでみてください。

 

「(あなたの住んでいる市町村名) 不妊治療 助成金」

 

意外と、去年度まではなかった

新しい制度が始まっているかもしれません。

 

あるいは、隣の市なら

もっと手厚い制度があるかもしれません。

 

 

 

  最後に

 

あなたは、もう十分頑張っていますびっくりマーク

30代後半から40代の不妊治療は、

本当に、本当によく頑張っている人にしかできない挑戦です。

 

毎日の注射、仕事の調整、期待しては落ち込むサイクル……。

 

あなたは、もう十分に、十二分に頑張っています。

 

だからこそ、一人で抱え込まないで。

 

国や自治体、そして私たち胚培養士も、あなたのサポーターです。

 

暗いトンネルの中にいるように感じるかもしれませんが、

トンネルの外には必ず光があります。

 

そして、そのトンネルを少しでも短く、

少しでも歩きやすくするために、

こうした制度が存在しています。

 

 

あなたの勇気ある一歩が、

いつか愛おしい笑顔に繋がることを。

 

私は培養室の中から、毎日祈っています。

 

大丈夫。あなたは独りじゃありませんよ。

 

少しだけ肩の力を抜いて、

深呼吸して、また明日から一緒に歩んでいきましょうね。