ご報告 | Today Will Be A Good Day

Today Will Be A Good Day

Vocalist はやしけい子のブログ


12月4日に最愛の父を亡くしました。



12月6日に予定しておりました新開地冬祭り当日が父の葬儀と重なり、

わがままを言って出演を辞退させて頂きました。


楽しみにして下さっていた皆様。

新開地の活性化を願う、神戸新開地まちづくりの皆様。

共演者の皆様。

本当に多くさんの方々にご迷惑をおかけいたしました事

心よりお詫び申し上げます。


皆様の深いご理解とお心遣いのおかげで
この世での父とのお別れを果たすことが出来ました。



いくつになっても、大好きな父でした。

父が6年間患っている間、

何か自分にも出来る事があるのではないかと思う毎日でした。


父の病状が悪化するにつれ、

少しづつ混乱の度合いを増す母。

最後にはその母に寄り添うのだけしか出来ない私でした。


情けないことに、悲しみは私自身からエネルギーをすっかり奪い、

日常の暮らしは勿論の事、

歌いながら涙が溢れそうになる瞬間が何度もありました。


そんな時、いつも周りの皆様に支えて頂いていたこと

本当に感謝しております。




芸事全般が本当に好きだった父。

日舞に長唄にピアノに声楽。

挙句の果てにお茶お花まで習わせて喜んでいた人でした。


25歳位のうら若き私をつかまえて

「芸者になれば良かったのに…惜しい…」と真顔で言った父に

大爆笑したことが昨日の事の様です。






音楽が大好きで、自分でもよく歌っていた父には

子どもの頃にお風呂の中で

「お座敷小唄」や「芸者ワルツ」

ついでに「カスバの女」に至るまで教えこまれました。

しかも1曲全部歌えるまでお風呂から出してもらえないスパルタ振り。

このラインナップは「林さんいったい、幾つやねん?」と突っ込まれるラインナップです。



でも、私が女子大生だった頃は、

きちんとしたマナーを身に付ける為にと母に言い訳して、

月に1度は、ちょっと敷居の高いお店デートを楽しみにしていた父でした。



他人様からすればちょっと変わった人だったかもしれませんが、

私にはずっと「あー、お父さんに愛されてるやなぁ」と、思わせてくれた父でした。



なんせ、超ド級のストレート男でしたから。





父がいなくなって、本当に寂しいです。

情けないことに、

今、どこかをポンっと突っつかれると、

号泣してしまいそうです。






歌が好きだった父に

私の演奏を聴いてもらう事が出来なかったので

せめてCDを作って聞かせたいと願う私の夢は叶いませんでした。

でもいつか、私のCDを父の墓前に捧げる事が出来る日を夢見ています。




私が楽しそうにしてるのが何より好きだった父の為に、




明日からも、笑顔で!

父譲りの超ド級ストレート女で!



前を向いて歩いて行こうと思います。





ありがとう。



父にはこの言葉しか見当たりません、




ありがとう、お父さん!