「Unix考古学」を読んでいます。

Unix考古学 Truth of the Legend/KADOKAWA

¥2,808
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まだ1/3程度しか読んでいませんがとても面白いです。何となく名前だけは知っていたソフトウェアとか人がこのようなつながりがあったのかという発見が多数あります。

印象に残っているのはMulticsは(少なくともそれなりに)成功していたということです。Unixを語るのにMulticsが失敗したのでその反省からUnixを開発した、みたいな言い方が良くされるのですが、Multicsは開発が完了し実際にリリースされ使われていたとは知りませんでした。てっきり未完成のまま放棄されたプロジェクトなのだと思い込んでいました。

何かを褒めるのに、それの敵方を殊更に悪く言うというのは良くあるパターンですがMulticsもそうだったとは驚きでした。

先月この本の出版記念の講演会に行きましたが大変な人気でした。講演会のアナウンスが出たのに気付くまでの数時間で80人近くエントリー済みで、あやうく満席になるところでした。

講演会の後の座談会には昔から良く名前を聞く方々が参加され、やはりすぐれた個人の能力の集積として現在のソフトウェアの繁栄があるのだなと実感しました。

微力ながら自分もがんばらないといけないと思いました。
先日、C言語勉強会5回目を開催しました。

前回main関数にべた書きという形で、時分秒をscanf()で取り込み1秒後の時分秒を計算してprintf()するプログラムを作成しましたが、それをベースに1秒後を計算する部分を関数化してみました。その際、どこを関数にまとめるか、関数の戻り値の型、関数名の統一感のある決め方、仮引数の決め方が重要であることを説明しました。

またWindowsのコマンドプロンプトにおいて、キーボードからの入力や画面への出力をファイルに切り替えるリダイレクションと、複数のプログラムを連結するパイプの使い方と、これらがテストの簡単な自動化に使える事を説明しました。
「Linux超入門」を読んでいます。

動くメカニズムを図解&実験! Linux超入門 (My Linuxシリーズ)/CQ出版

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第1部がLinuxカーネルのメカニズム、第2部がそれをふまえてどのようにすれば組み込みでLinuxを使う時に問題を回避できるか、という構成になっています。

そろそろ自分もラズパイを触ってみたいのですが、あせって購入してもLチカ止まりになりそうなので準備運動のつもりで読んでいます。

以前はこの手の本を読んでも細かい話がごちゃごちゃ出てきていやになっていたのですが、不十分とはいえUnix v6のソースコード読みにチャレンジした効果か、抵抗感がかなり低くなっているのに驚いています。

たぶんUnix v6の勉強で具体的なイメージができたからなのでしょう。Unix v6の勉強は中途半端な段階なのでいずれまた復活したいと思っていますが、中途半端でもこのように効果があるのは嬉しいことです。