ここママさん←相葉さんサイド



婚約披露パーティーはこの辺りでもいちにを争う超高級ホテルで開かれた。


この婚約にも結婚にも興味はない。


俺は会場選びやら、料理のメニュー選びやら楽しそうな
令嬢に何一つ異を唱えることはなかった。


俺は課せられた任務を粛々とこなして一秒でも早く自由の身になることしか考えてなかった。




何が面白いのか押し寄せた記者やテレビへの対応、退屈なセレモニーを経てご挨拶と称した俺の友人知人、仕事関係者と彼女との橋渡し。


振り向けばそこに君がいるのに、ここでは言葉を交わすこともままならない。


首領(ドン)と、その隣で微笑む君があまりにお似合いで胸がキリキリと痛む。




暫しご歓談を、の声にこの日一番の笑顔でそれに臨んだ
彼女が、勇んで支援者候補の元に向かう。



片手にシャンパングラスを掲げた彼女がもう用済みとばかりに俺に目配せをした。





やっと動ける。


さりげなく彼女から離れると、彼女は真っ直ぐに
首領(ドン)の元に向かい二人で話始めた。


側に君の姿がない。


じゃあ、君は今ひとり?


敷き詰められた絨毯で靴音のしない廊下に出た。


廊下の先、一瞬見えた角を曲がる人影。


見つけた。


間違えるはずがない。君だ。


ロビーかと思うような無駄に豪華なトイレに飛び込むと


ずっと追っていた君の後ろ姿。


会いたかった。


まず、何から話そう。



満足に話をしたこともない、
やっと会えた君に心が踊る。


なのに


鏡越しに見る君の


その瞳が濡れていた。


「どうして一人で泣いているの?」


悲しみ?苦しみ?に歪むその顔に堪らず肩を抱き締めた。


そして、驚き顔を上げた鏡の中の君を見つめた。








≡つづく≡




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すいません(>_<)


リンクを貼ったら、題名は『抱擁』なのに中身は
Dear Snowに……

こんな事ってあるの??


下書きもなく、慌てて打ち合わせ用のメッセージ欄から引っ張って来ました。
内容は大丈夫なはず、だけど文字が小さいかも、すいません時間がないのでこのまま載せさせてくださいm(__)m

前の記事にいいねしてくださった方すいませんm(__)m