学校に着くと早速ニノと松潤を探した。
ニノは授業のある教室の隅で相変わらずゲームをしていた。
「ニノ」と声を掛けようとしたところで、「まぁ」と後ろから呼ばれた。
振り返ると、松潤。その後ろには女の子が鈴なりになってる。最近はこの光景も見慣れてきたな。
「松潤、おはよ。ねぇ今朝の掲示板…」
と話し始めたところで、松潤が後ろの女の子達に何かを言った。すると女の子達は波が引くようにその場からいなくなった。
「すげぇ…」
「別に俺が連れて歩いてる訳じゃないし。
勝手に付いてきてるだけだから。
俺らの話には入って欲しくないからな。
俺の生活の邪魔はするなって言ってある」
サラッと言うと俺の腕を取り教室に入っていった。
サラッと言ったけど、すげぇ俺様発言だよな。
超絶イケメンの松潤の俺様な態度なら、そんな所にも女の子はキュンとしちゃうのかもね。
「俺ら何かやらかしたのかな?」
二人を前にして俺が不安を吐き出すと。
「まぁ、掲示板最後まで見た?」
「見ても相葉さんの頭じゃあ分からないんじゃない?」
二人ともニヤニヤしてる。
そして松潤があのぺージの最後を俺の前にかざした。
青應祭実行委員長 櫻井翔
「青應祭?
それってこの学校の文化祭だよね?」
「そう。その文化祭。ここでは学園祭だけど。その実行委員長の翔ちゃんから召集がかかったの。
相葉さん、ホントに翔ちゃんに気に入られたゃったんだね」
ニノがふふって笑ってる。
ニノの笑顔、やっぱり可愛い…
思わず顔がにやける。
って、それどころじゃあない!
「翔さんは人使い荒いぜ。
覚悟しとけよ、まぁ」
松潤が口の端を上げる。
何だか不穏な事を言ってる割に、二人の目が輝いている。
実行委員って何?
人使いが荒いって、俺は翔ちゃんに使われるってこと?
これから何が起こるのか、不安でいっぱいなんだけど……
つづく