その人の言葉に、俺の二宮くんセンサーが素早く反応した。
「二宮くんニノっていうの?
ねぇ、俺もニノって呼んでいい?」
「……ま、まぁ、いいけど」
ニノの手を握ったまま距離を詰めると、ちょっとのけ反りながら許可をくれる。
「お前、誰だ?」
怖そうなイケメンが睨んでくるけど、怯んじゃいけない。ニノの友達は俺の友達だ。
「相葉雅紀です。
今日からこの青應大学の教育学部の一年生。
で、たった今ニノと運命の出会いをしたと
ころ!
キミは?
ジェイっていうの?ハーフ?」
「はぁ?
俺はれっきとした日本人!
運命の出会いってなんだよ?
なんかお前突っ込み所満載なんだけど…
…松本潤。同じく教育学部一年、ニノとは高校からの付き合い」
「ええっ!
松本君とニノって付き合ってるの?
恋人同士なの?」
運命の相手にもう恋人がいたなんて、なんてひどい運命なんだ。
明らかに落ち込む俺にニノは、
もう普通にニノって呼んでんのな
なんて面白がってるし…
俺のあまりの落胆具合にこわもてのイケメンが、はぁっとため息をついた。
「その付き合いじゃあねぇよ!友達!」
それを聞いて俺のテンションは急上昇。
「良かったー
じゃあニノは今誰とも付き合ってないの?」
「まぁ、うん」
ニノがちょっと複雑な顔をしながらうなずいた。
「やった!
じゃあニノ俺と付き合って。
俺、ニノのこと好き。これは絶対に運命の出会いなんだよ」
相葉雅紀19才。出会って15分の一目惚れの相手に告白した。
つづく