あれから何事もなく日は過ぎ、
翔ちゃんはリオから帰ってきたし、みんなの映画の撮影も無事にクランクアップを迎えた。
5人でのレギュラー番組の撮影が終わり、みんな帰り支度をしている楽屋。
いち早く支度を終えて
「おつかれ~」
と、楽屋を出て行こうとするから、俺は慌ててその背中を追った。
「ニノちゃーん」
俺の声に足を止め、振り返った訝しげな顔。
「ニノちゃん、この後予定ある?」
「うちに帰って世界を救うんだよ!」
「ご飯行こうよ。俺、相談したい事があるの」
「何だよ、めずらしい」
「この前一人で耐えるなって言ったじゃん。頼っていいんでしょ?」
一瞬、怪訝な顔をしたけど、すぐに
「オマエの奢りな」
ニヤリと笑った。
「もちろん、奢るよ~」
頬に触れるお前の手のひらに気付いた気持ち。
いや、違う。
ずっとそこにあった
あの時、唐突に名前の付いた
それ、を告げたらお前はどうするだろう?
「ほら、まーくん行こっ!」
俺の背中をポンッと叩き横に並んだ、
ほんの少し見下ろす場所にあるお前の横顔。
ねぇ、カズ
俺はずっとこの場所に、お前の隣にいたいよ……
終わり
~~※~~※~~※~~
終わりました~
つたない話にお付き合いありがとうございましたm(__)m
あとがきは、後程……