前作とは違い、三人の家族と周りの人たちとのつながりをテーマに描いています。栗原一止演じる桜井君は前作より
遥かに力が抜けずっと自然でした(演技が上手くなったのかな?)御嶽荘でのやり取りもどこか『箸休め』的な流れが
あり前回みたいに浮いた感が無くちゃんと存在する場所になっていました。それにしても「原田 泰造」さんは良い
仕事しますね~びっくりですよ!!それと「柄本 明」さんの飄々とした掴み所が無い演技、医者として患者として
そして死にゆく姿といいあれほどの演技をできる方はそうはいないような気がします。それを支える妻の「市毛 良枝」
さんも笑顔を保ち続けご主人を支える姿感動します。
先の無い 貫田 誠太郎(柄本 明)さんにたいする最後の医師として出来る限りの事を行おうとするシーンでは
大体、予想はついているにも関わらず涙、無では観られません。
今回も松本を中心とした美しい季節の
移り変わりと風土を映し出してくれており長野県民としてはうれしいですね。 ん? 諏訪を中心とした映画が・・・・