本日、造影CTの結果でした。

結果は現状維持です。本当に良かった‥




CA19-9腫瘍マーカーは相変わらず上がってきています。

2023年11月 175
2023年12月 220
2024年1月 273
2024年2月 370
2024年3月 385

1月→2月に100くらい上がってしまって、今月倍に上がるかな・・と覚悟していたら思ったより横這いで・・

主治医も「まだ効果弱くなりながらもアブゲムは効いていそうですね」とのこと

CTにも悪い影響はまだ出ていないし、油断は全然できないけど、アブゲムもう少しだけ使えそうです。

アブゲムと母どうかがんばって・・・!


原発がおさえられていて、肺転移で済んでいるうちに何かできないか、ずっと考えていますが「ラジオ波治療」が気になり
先週セカンドオピニオンに行ってきました。
三重大学医学部附属病院です。

結果は治療不可だったんですが、参考になる方がいるかもしれませんので簡単に記載します。

母は原発膵がんがフォルフィリノックスで不明瞭化しましたが、肺転移があり手術不可。重粒子も陽子線もできません。

ラジオ波治療は腫瘍の内部に約1.5ミリ径の針(電極)を挿入し、ラジオ波(約450キロヘルツの高周波)により電極周囲に熱を発生させて病変を焼き切る治療法です。

2022年9月より一部保険適用もしています。
(保険適応は肝のみですが、肺・腎・骨は先進医療として認可されています)


母の肺転移の話ですが
1回で3個の腫瘍を焼き切るそうです。 
腫瘍大きさは2.5㎝までの制限
肺気胸のリクスは半分の方におき、1/4の方には漏れた空気を抜く為のチューブ処置が必要だそうです。

手術とラジオ波の組み合わせも可
ラジオ波の間は抗がん剤ができないそうです



母が不可だった理由は転移数の多さ

その数なんと・・・肺転移数52個

えっ52個????🙀🙀🙀

実は初めて知りました。。


内科だともう細かい腫瘍数は気にせず、多発扱いで、遠隔治療の専門分野だからこそ、今回しっかり個数数えてもらって分かりました。

母の場合は肺転移も気管支から外れているというか、呼吸や咳に支障がでる箇所ではなく、なんとか平穏を保てていそう・・

ただその多さに私は思わず、ガクッとしました💦

肺転移が2.5㎝以内で転移数ももっと少なく、箇所も照射大丈夫であれば、ラジオ波という局所治療も選択肢として持てそうなので、参考になさってください。



母は自分の転移数を聞いても、気持ちはフラットのままです。
天命に身をゆだね、オマケの残された人生を楽しむという感じ。

最近思うのは、人生なるようにしかならないな、と思えてきました。
誰にでも死は訪れるし、私もいずれ死ぬし。
楽しくも短い生涯ならば悲観的に過ごすと損をするなと・・


実は3月また東京に母と私の家族で行ってきました。姉(孫たち)が居るので、母も会いたいのです。

生前処理や贈与の事もよく考え、そしてやりたいことをどんどんこなす母を見ていて切なくも尊敬するんです。

東京で過ごすのはとても楽しくて、ただ夜ホテルで寝るとき私はちょっと涙がでてきてしまって(情緒不安定すぎるw)

こんな元気に過ごせれるのは最後かもしれないとか、こんな時間がいつまでもないって内心分かっているんですが

それならやはり楽しいこと、やりたいこと、どんどんやっていくしかないのだなと思えてきました。

CT結果が現状維持で、また暫く生かされた気持ちです。

あっという間に時間が経ってしまいますが、やりたいこと、どんどん計画しなきゃなーと思っています🌸