※またしてもオル窓についてバリバリのネタバレがございますので、ネタバレNGのかたは回れ右で。
冒頭から超ネタバレしてるので、画像挟みます。
オスカルたちは美味そうなワイン
いっつも呑んでて羨ましいノミスケです。
これはブルゴーニュの白。生き返るー✨
さて
以前の記事 で、オル窓の17巻が辛すぎると書きましたが、アレクセイの死やユリウスの死産もツラいんだけど、アレクセイのおばあさまが亡くなるのが超ツラいんですわ。
池田理代子作品で
1・2を争うツンデレキャラ
ヴァシリーサ・ミハイロヴナ
大好きです。
私は超おばあちゃん子なので、ヴァシリーサも、ベルばらのばあやも超ラブで、故に最期は泣けて泣けて仕方ない
オスカルにとっては、ばあやも無くてはならない存在じゃないですか。グランディエ一族は祖母と孫でジャルジェ家支え過ぎですYO!
ジャルジェ家は、当時では珍しく妾も取らず、子どもを自分たちの手元で育てたという設定ですが、それでもオスカルにとって母親は守る存在で、甘えるという感じがしないんですよね。
オスカルがジャルジェ婦人を母親として頼るのはこの場面くらいじゃないでしょうか。
ジャルジェ婦人良い味出してるんだけど、オスカルはあくまで母を頼ることはあっても、甘えることはしない。
昔読んだときも、子ども心に貴族って親子関係も堅苦しいのねーって思った記憶があったりします。
しかし、ばあやには甘えまくりのオスカル。
お酒が欲しい、とねだるのもばあやだけ。
アンドレにも言ってない。
彼氏にも母親にも言えないことを、ばあやにだけはおねだりする。
ばあやは基本、オスカルが頼ってくることを全て受け入れて来たんだろうなあ。もちろん、間違っていることはちゃんと教えつつね。
アンドレにせよばあやにせよ、グランディエ一族の胸にオスカル顔をうずめ過ぎ。あったかいらしいです。
二人とも体温高そうだしな(そういう問題じゃない)。
オスカル死亡フラグバリバリ立ってましたけどね。
ここはもう何度読んでも泣ける
いずれ天国で逢えるにしても、孫に先立たれるってのはやっぱりキツい。物語的に無理と分かっているが、オスカルには約束通り、生きて帰って来て、家の裏口からこっそり侵入してでも「愛してるよばあや」って言ってあげて欲しかったです。
考えてみれば、ばあやだけがオスカルをずっと「お嬢さま」として見守っているんだよね。
オスカルも、ばあやには男として頑張る姿を見せる必要が無かったわけで、そこがオスカルの癒やしだったんじゃないだろうか。
肖像画もずっとばあやの部屋で描いてもらっていますしね。
ばあやの側に居てあげたい、というオスカルの気遣いもあるだろうが、ばあやの部屋がオスカルにとっても、リラックスできる場所だったんじゃないかと思います
自室に居ても、どっかの孫が強●したり毒殺かましたりするので落ち着けなかったと思いますしね。
そんな孫と夫婦の契りを交わしてしまったオスカル
天国で再会したばあやには、大切なお嬢さまに何てことを!!と
泣き笑いしながらアンドレをぶっ叩いて欲しいなあと思っております。
この調子で是非。
あとおまけ。
お前ら貴族は
じいにもばあやにも
甘え過ぎだよ!!!
じいもモチロン大好きです。