◆「オハナ/Finding Ohana(2021米)」◆
1985年「グーニーズ」を昨年久々に視返したが
ノリの良い展開で宝探し冒険談活劇として愉しませてもらった。
この「グーニーズ」のようなものを期待して本作を視た。
ニューヨークに住む冒険心に富む12歳の女の子が主人公 ピリ
夏休みなのだろう、母と兄の三人で祖父の住むハワイへ。
スペイン海賊の隠した秘宝の伝説が絡んできて主人公もわたしもワクワクとなる
祖父は代々のハワイ生まれ育ちで、魂・霊に対し独特の考えを持っている。
「グーニーズ」はアドベンチャー活劇として展開したし
危機シーンの畳みかけるテンポも良かったのに、
本作で魂・霊という土着信仰の映像シーンが出て来ると
折角の冒険活劇世界に急ブレーキがかかってしまい興醒めとなってしまった。
「ナイト ミュージアム」とか「ジュマンジ」などとかは
"何でもあり得る"冒険ファンタジー映画だと思って視ているが
「オハナ/Finding Ohana」の場合は冒険活劇映画だと思っていたから
予想との印象ズレは大きかった。
例えば、あのインディ・ジョーンズ
あんな考古学者が居たら面白いなあ、居そうだなあ、と観客は思っているから、
主人公になったつもりで、一緒に危機を乗り越えようとハラハラ・ヤキモキしている。
インディ・ジョーンズにも霊的なものを感じさせるシーンがあったかもしれないが
そんなシーンは極力抑えていたはず
主人公に同化してハラハラドキドキできるのが現実世界を描いた冒険談
魔法使い的な世界の映画だと、何処かで醒めているから、
映画への没入度は薄い…
子ども時代には、そんな事を感じずに、映像世界に没入していたのだろう
歳を取ると、ココがチョットなあ、と感想が過ってしまう
作品の足軸を、冒険モノなのか、冒険ファンタジーなのか
比重のかけ方をもっと明確にしていたら、
印象の異なる作品になっていたはず。
"冒険ファンタジー"と謳っていたら、私は視ないだろうが…
二兎を追ったから、焦点が少しあやふやな作品になってしまい残念。
ピリが海賊時代を想像するシーンは展開にマッチしていた。
これは「グーニーズ」に無かったはず
そうそう 視終わったら、家族の成長ドラマという印象が一番強かった
それが狙いの作品だったような気もする
冒険活劇ということにしないと 資金集めは大変かな…
評価は☆☆☆★★ 5の3