前回からの続きです。
アメトピ掲載ありがとうございます

影山くんとは相変わらず
1日一往復程度のLineのやり取りが続いていました![]()
そのやり取り自体は悪くなく、
日常の中で自然に続いている感じが心地よかったのですが、
大きな進展があるわけでもありません![]()
そんな中、
突然影山くんから
「今日電話してもいいですか?」
と連絡が来ました。
少し驚きましたが、
何か話があるのかなと思い、
可能な時間を伝えると、
彼から電話がかかってきました。
まずは彼が今日仕事であったことなどを
ぽつりぽつりと話し始めました。
例えば、
「今日、部署のリーダーが急に変更になったんです」
とか、
「新しいプロジェクトが始まったけど、まだ全然進んでないです」
といった内容で、特に深掘りするような話題ではありません。
それでも私は、
「リーダーが変わると雰囲気も変わりそうだね」
と返し、少しでも会話を広げようと試みました![]()
「・・・・何かあったの?」
と私が切り出すと、彼は間を置いてから一言、
「特にないです」と![]()
その瞬間、
「え、じゃあこの電話の目的は何だったの?」
と思ってしまいました。
でも、それを言葉にするわけにもいかず、
気まずい沈黙が訪れます![]()
対面での会話でも沈黙が続くことがありましたが、
電話だとその静けさがさらに際立ちます![]()
画面越しでは相手の表情や雰囲気が伝わらない分、
空白の時間が妙に長く感じられるのです。
「・・・・最近ハマってることとかないの?」
となんとか質問を投げかけてみました。すると彼は、
「あまり変わらないですね。
カフェに行くくらいかな・・・・」
とぽつり。さらに、
「・・・・なろさんは?」
と逆に聞かれたので、
「最近は読書かな。ミステリー小説にハマってるよ」
と返しましたが、それ以上話は広がりませんでした![]()
電話を切った後、
私はふと思いました。
・・・・この関係はどう進めていけばいいのだろう。
彼のことは嫌いじゃないし、
むしろもっと知りたいと思う部分もあります。
でも、彼との会話がここまで続かないとなると、
この先も同じ状況が続くのではないかという不安もありました![]()
影山くんのミステリアスさに惹かれる気持ちはあるけれど、
コミュニケーションの難しさを感じずにはいられない。
そんな葛藤が心の中に生まれた電話となりました。
