再構築はできるのか 元彼編:渋谷君⑰ | 婚活迷走の記録 ~答えを探す30代恋愛日記~ / なろ

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出会いはあれど心が通わず、期待外れのこともしばしば。理想のパートナーを探し迷走中の日記です。

前回からの続きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

渋谷君との再会は、

なんとも複雑な心境でのスタートでした。

 

 

 

 

 

 

 

電話で聞いた

「資金を持ち逃げされた」という話

そして憔悴した様子。

 

 

 

 

 

 

 

 

正直、

彼が本当に苦しんでいるのか、

それとも何か隠しているのか、

私にはわかりませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも、

「こんな時こそ支えになるべきだ」

と自分に言い聞かせ、

彼をねぎらう言葉をかけました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、

年末休みが近いタイミングで、

仕事帰りに会うことに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日、

渋谷君が予約してくれたお店に着くと、

彼は少しやつれたようにも見えました。

 

 

 

 

 

 

 

クマが目立ち、

疲れた表情ながらも

どこか気丈に振る舞おうとしている様子。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ごめんね、

クリスマス本当に会うつもりだったんだ・・・

 

 

と謝る彼の言葉に、

私は一瞬心が揺れました。

 

 

 

 

 

 

でも、そのまま流せなかったんです。

試すつもりはなかったけれど、

思わず口をついて出てしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリスマスに予約してたお店、

当日キャンセルだったよね。

お店の人に、迷惑かけちゃったよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

彼は少し間を置いて、

あの日、お店には連絡して

100%キャンセル料を払ったよ。

本当に申し訳なかったけど、

きちんと清算はした

 

 

 

 

と答えました。

一見、誠実に思えるその返答。

でも、私はそこで違和感を覚えました。

お店には連絡をしてキャンセル料まで支払ったのに、

どうして私には連絡がなかったの?

そもそもお店を予約してなかったんじゃないか?

 

 

 

 

 

 

 

 

彼の申し訳なさそうな表情や

憔悴した様子を目の前にしながらも、

胸の中に疑念が募ります。

 

 

 

 

 

 

その夜、

渋谷君との会話は続きましたが、

私の心には小さな違和感が残ったままでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼の言葉を信じたいけれど、信じきれない自分がいる

――そんな葛藤を抱えながら、いよいよ年末に近づいていきました。