前回からの続きです。

その後もデートを重ねていました![]()
が、事態は少しづつ動きます![]()
この日は昼間からのデート![]()
渋谷君が夕方から出張に行くということで、
ランチデートからホテルで
のんびり過ごすプランでした![]()
ランチの予約時間に少し余裕があったので、
街を歩きながら
他愛もない話をしていたところ、
男性の声がしました![]()
友也!
突然の呼び声に、
一瞬、私は足を止めました。
でも、関係ないと思いました。
だって、渋谷君の名前は友樹。
呼ばれているのはきっと他の人だろうと![]()
けれど、
その瞬間、
隣の渋谷君の様子が
おかしいことに気づきました。
顔が引きつり、
明らかに動揺している。
まさか、と思っているうちに、
その男性が渋谷君に近づいてきて、
普通に会話を始めたんです![]()
友也久しぶりじゃん。最近どうしてるの?
渋谷君はぎこちなく笑いながら、
ああ、まあ、ぼちぼちだよ!
と返事をしていました![]()
会話の内容自体は他愛もないもので、
仕事のことや近況の確認といった軽いトピック。
その場では何も言わず、
ただ笑顔でその男性を見送る渋谷君を横目に、
私の心の中では疑問が膨らんでいきます。
え?どういうこと?「友也」って?
その後、
ランチの席についても、
渋谷君の表情はどこか曇ったまま。
さっきの人、知り合いなの?
と何気なく聞いてみると、
ああ、うん、昔の仕事仲間だよ!
と答えたけれど、
その言葉にはどこか曖昧さが残っていました。
なぜ、
その男性は違う呼び名で呼んでいたのか。
そして、なぜ私にはそのことを詳しく話そうとしないのか。
食事中気になって仕方ありませんでした。
