舞台振り返りそのよん。
2011年10月29日~11月6日
パン・プランニング
「Shall We Judge!?」
もーね!
これは簡単!
大好きな作品でした!
本当に本当に出会えてよかった作品!
わたくしこの夏に大切な人から大きな裏切りを受け。
なんかあまりにもひどい扱いだったもんだから、
2ヶ月で5キロも痩せて!ww
人生でこんなに悲しい気持ちになったの初めてで、
大切な人だったぶん、落ち込んで落ち込んで、
地面にめり込み地球の裏側までいった感じ。
ジャージィズと同時期だったから、
もう生きていけないと思いました。笑
と!!!
そんな時にですね!!!
出会ったのがこのシャルウィ!!!!
ミュージカルだったのですが、
稽古は曲の練習から始まり、
台本を読む前に歌詞を読むことになったのです。
劇中歌↓
家もなーい
仕事もーなーい
金もなーい
居場所がなーい
なさけなーい
切なーい
やるきなーい
愛もなーい
ないないづくしで生きる価値ー
ないからー
死ぬーしーかなーい
かーと言って自分でー
命ーをたつほどーの
勇気もーなーいー
わたしの歌かと思いました。←
この主人公は何故こんな歌を歌うほどに、
追い込まれたのだろうと、
早く主人公に会いたかった!!!
全てをなくした主人公だったけれど、
最終的には、
素敵な女性との出会いで、
人生がみるみるうちに輝き出す!!
彼の心情を追いかけたかった!!!
この時期に、
この舞台に出会えたのは、
きっと運命なんだ!!!
初めっからそう思っていました。
台本をいただき、
役をいただき、
稽古をして、
歌の練習をして、
振り付けをいただくうちに、
わたしの心もいつの間にか、
晴れていったのが分かった。
ひとつひとつのセリフがとても素敵で、
面白くておかしくて、
寂しくて切なくて、
だけど愛があって。
日を重ねるたびに、
この作品が大好きになってた。
それと同時に、
「わたしはやっぱり芝居が好きなんだ」
そう思えたことが、
何よりも自分にとって大切なことだった。
中でも大好きだった曲が、
‘勇気をもって’
という曲。
ことなかれ主義で生きてきた主人公が、
まっすぐな女性にひかれ、
お互いにないものを持っているふたりが、
手を取って、笑顔で、
優しく、強く歌う曲。
嬉しいときはもっと喜んでいいの!
ほら!
そう言って主人公の背中を押す彼女が、
わたしの目にはキラキラ輝いて見えて、
なんだかわたし自身も大きく一歩前にすすめるような気がしてた。
劇中歌↓
一回だけの人生
言いたいこと言って
やりたいことやろう
だってあなたの人生は
あなたのものなんだから
さあ、勇気をもって、正直に
悔しいときはこぶしかざして
悲しいときは大粒の涙で
嬉しいときはとびっきりの笑顔で
たとえ百万の敵が出来ようと
勇気をもって正直に
さあ、勇気をもって正直に
毎回涙をこらえるのに必死でしたね。
まっすぐでありたくて、
いつも全力な自分でありたかったけれど。
いつの間にか我慢したり、
想いを殺してニコニコするすべを覚えて。
それが悪いことだとも思っていなくて、
生きていくには必要な力だと思っていたから。
でも、本当は・・・
って気持ちも、
なきにしもあらず←
嫌なものを嫌と言えない。
わたしは典型的な、
「NO」と言えない日本人。
そう思うと、
その大切だと思っていた人にも、
自分の本当の本当の気持ちを話したことはない。
主人公の気持ちも、
彼を変えた彼女の気持ちも、
どっちもぐっとくるものがあって。
いい芝居だー!
毎日そう思っていました。
いろいろ悩みはあったけれど、
それでも、
この舞台に携われたわたしは紛れもなく、
幸せものでした。
「だって、あなたの人生はあなたのものなんですもの」
わたしの2012年の目標。
自分の気持ちに素直に生きること。
Thank You
Shall We Judge..