私が死んだ後の、やる事リスト | ema★net with studying English

私が死んだ後の、やる事リスト

突然死んだ時のことを考えて
必要そうな事項を書面にしたためた。

保有している銀行口座や、加入している保険、
借金のこと(バイクをローンで購入したので)、希望している葬儀のタイプなどなど。

意外とシンプルにまとまった。
普段から、銀行口座やクレジットカードの集約を行っていた事が功を奏したみたい。

私はまだ34歳で、統計的に見てまだまだ生きていけそうだけど
いつ、どのように人は死ぬかわからない。

どの人にも等しく、善人とか悪人とか年齢とかそういうこととは全く関係なく
死は常に身近にある。

それは3月に起きた未曾有の大震災で、皆が感じたことでもあると思う。

だが、最悪な事に備えてあれこれと行動しようとすると、そんな縁起でもない事を考えて・・・と言う人がいる。

日本には古来より、言霊という考えがあり、良い言葉を発すると良い事が、
反対に不吉な事を発すると悪い事が起こるとされている。

「悪い事に備える事は不吉な事、よって備えないのが正しい」という考えは
この言霊の思想に基づくものであるのではないだろうか。

日本人はリスクヘッジが苦手だと言われているが、この言霊思想が根底にあるからではないだろうか?

そして先の大震災の後、リスク回避のための行動が悪とみなされて
原発施設等で有事の際のマニュアル整備や訓練が不十分だった事が発覚した事は記憶に新しい。
(原発は安心・安全なのだから、訓練は必要ないんだ!と言い切っていた町長の映像は衝撃的でありました)

最悪な事に対する、畏れ、不安な気持ちは理解はできるが
事前に備えておく事で、逆に精神的な負担の軽減や、本当に起きてしまった時でも
素早い対応ができ、結果として被害を最小限に食い止める事ができるのだ。

話が少しずれてしまったが、個人レベルに話を引き戻すと
人生の中で起こる最悪な事、そして絶対不可避な事の最たるもの、それは死であると思う。

決して避けられないものならば、こうやって事前に自分亡き後のやる事リストを作っておく事で
自分自身の気持ちや持ち物の整理にもなるし、少しでも遺される人達の負担が減らせれば・・・と思う。

遺される側としては、悲しみに暮れる一方で、ボリュームもよく分からない事務的な作業を前に
途方に暮れる心配がなくなるので、お互いに非常に前向きなTODOリストであると感じている。


これを作る事で、自分自身の今持ってるもの、そして気持ちの整理がついた。


家族に莫大な遺産は残せそうにはないが、
多額の借金もないし、自分の希望する弔われ方をしてもらった場合にかかるお金を計算する事で、
どのくらいお金を残しておけばよいのかも分かって安心したのだ。
これで無駄に高い生命保険などに入らないで済む。

今後、自分を取り巻く環境が変わればこのリストは更新しなければならない。

そしてその度に自分が今まで生きてきて手元に残っている「財産」について思いを馳せ、
振り返る事で、これからの人生をどう生きていくか、という事がおぼろげながらも方向性がぼんやりと
見えるような気がするのだ。


人生はいつか必ず終わりを迎える。

その最後の瞬間に、ああいい人生だったな、と思えるような人生でありたいと願う。


それには、自分には何が必要で、何が不必要なのか。
足るを知り、そして己の未熟さに対して誠実に向き合って、
身の丈にあった生活をしていきたいと、切に願った次第であります。

なかなか難しいですがね。人生は修行です。



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