前回は、「心が揺れること」について書きました。
人の心は、とても繊細で、
いつも同じ状態ではありません。
嬉しい日もあれば、
不安になる日もある。
そして人生は、
そんな揺れ動く心の中で、
「何を選ぶか」
の連続でもあります。
今の自分の人生も、
これまで積み重ねてきたたくさんの選択の先にあります。
だからこそ私は、
自分の心を知ることは、自分の人生を知ることでもある
と思っています。
私たちの中には、
「もっと欲しい」
「負けたくない」
「認められたい」
「自分が正しいと思われたい」
そんな気持ちが生まれることがあります。
それ自体が悪いわけではありません。
でも、その気持ちが大きくなりすぎると、
本当は何を望んでいるのか。
何が自分にとって大切なのか。
その声が、少しずつ聞こえにくくなってしまうことがあります。
それを私は、
エゴに心が飲み込まれている状態
のひとつだと思っています。
インドの古い教えには、
人は欲望や執着に振り回されると、
心が乱れ、
心が乱れると、
物事を正しく見る力まで失われていく、
という考え方があります。
現代の心理学でも、
怒りや不安、強い欲求に支配されているときほど、
衝動的な判断をしたり、
後になって
「どうしてあんなことをしたんだろう」
と思う選択をしてしまうことがあります。
昔の智慧と現代の心理学。
表現は違っても、
心の状態が、私たちの選択に影響する
という点では、どこか似ています。
私は、人の中にはもっと静かな部分があると思っています。
スピリチュアルな世界では、
それを
真我(しんが)
あるいは
神我(しんが)
と表現することがあります。
欲や恐れの奥にある、
本来の自分。
静かで、
澄んでいて、
「本当は私はどうしたいのか」
を知っている部分です。
エゴが大きくなりすぎると、
その声が聞こえにくくなる。
反対に、
心が少し静かになると、
自分にとって必要なものと、
必要ではないものが、
少しずつ見えるようになります。
だから私は、
「心だけ整えればいい」
「考え方だけ変えればいい」
とは思っていません。
心。
身体。
思考。
生活。
人間関係。
どれもつながっています。
眠れていなければ心も乱れます。
心が乱れれば、考え方も偏ります。
考え方が偏れば、選択も変わります。
そして選択が変われば、
人生も少しずつ変わっていきます。
だからこそ、
何かひとつを完璧にするのではなく、
自分全体を少しずつ整えていくこと。
それが大切なのではないでしょうか。
欲をなくす必要はありません。
エゴを消す必要もありません。
ただ、
「今の私は、何に動かされているんだろう?」
と、ときどき自分に聞いてみる。
不安なのか。
怒りなのか。
誰かに認めてもらいたい気持ちなのか。
それとも、
本当に自分が望んでいることなのか。
その違いに気づけるだけでも、
人生の選択は少し変わっていくのだと思います。
今日の智慧
「心が静かになると、本当に大切なものが見えてくる。」
答えは、いつも自分の中にある。
【追伸】
私は、ブログとは別に、
人生やお悩みを多角的に読み解く鑑定を行っています。
性格や個性、才能、仕事、恋愛、人間関係、人生の流れだけではなく、
「なぜ同じ選択を繰り返してしまうのか?」
「なぜ、このことに強く執着してしまうのか?」
「本当の自分は、何を望んでいるのか?」
そんなことも、さまざまな角度から一緒に紐解いていきます。
今抱えている悩みについて相談したい方や、
もっと自分自身を深く知ってみたい方は、
お気軽にメッセージください。^_^
