前回の話の続きです。
習い事のお教室で会った女性は、
予知夢を見る人でしたが、
自分の力を否定していた理由が、
彼女の過去世が関係していたのだと
私は理解しました。
彼女の過去世の映像は、
金髪と茶色の間くらいのウェーブかがった長い髪を束ねた30代前半のキレイな女性が柱に、
手足と足首を縄にくくりつけられたまま、
生きたまま、、、、
火炙りにされ殺される映像でした。
そして、
走馬灯のように見えて分かったのは、
時代は、中世あたり。
場所は、ヨーロッパ。
もしかしたら、フランスかベルギーあたりかもしれませんが、
ヨーロッパらしい綺麗な石造りの家が並ぶ小さいな町(村よりは町に近いが、さほど大きな町ではない)から少し離れた森の近くに住んでいました。
彼女は、具合が悪くなった村人などに、
薬草ハーブなどを処方してあげたりと、
とても親切で、
頼まれた薬草を町の家に届けたりして、
ニコニコと笑う姿が見えました。
しかし、
その時代に、魔女狩りが始まって、
彼女は、薬草を処方してあげたりしていただけなのに、
今で言う、自然療法的な知識だったのですが、怪しい術として、
無実の罪で、魔女と判断され、
焼き殺されてしまうのです。
その時、
焼かれていく時の断末魔は、
村人に親切にしてあげたのに、
裏切られた気持ちと悲しみの気持ちが
彼女の中にあふれていました。
私は、
彼女に、前世が見えた話を伝えました。
私の話を聞き終えると、
彼女は少しだけ、ビックリしていましたが、
実は、前にも、前世は魔女だった。
とだけ、見える人に、言われた事があるの。
(’私のように、詳しい前世は見えなかったらしい)
と、私に教えてくれました。
私は、彼女に
あなたの今の予知夢は、
前世の時の力と通じるものがあるんだけど、
村人に裏切られた気持ちが、魂の記憶にあるから、
今の自分の力が怖かったり、人の役に立って、また裏切られたらどうしよう。
という恐れがあるんじゃないかな。
だから、
凄い力があるのに、否定してるんじゃない?
今世では、
恐れを捨てないといけないのかもしれないよ。
という事を話ししました。
彼女の能力は、
たぶん、前世(過去世)から受け継いだ才能であるけれど、
その力を漠然と否定するのは、
悲しい前世(過去世)が起因するように思えたのでした。
そして、
彼女以外にも、私が前世(過去世)を見えた人達も
前世(過去世)が、人生に影響を与えていると思えることがありました。
次回も、そのお話を引き続き、書きたいと思います。
(次回に続く)