机の下で手を開いて
指先から放つ魔法にかかっていたかった。
だけど正義の人は口を揃えて言った。
みんな魔法なんてなくてもやれるんだから。
その度にいつも心の中でおもっていた。
そのみんなに私は入っていないんだって。
頑張ることってそんなに簡単なことじゃないから。
それでも毎日頑張ってるんだから。
少しくらいいいじゃない?
うちの下のおちびが、マニキュアを塗りたがる。
髪の毛を派手にしたがる。
規則違反な靴下を履きたがる。
それって駄目なこと?
きっと正義の人は駄目だという。
爪にシールを貼りたいって言う。
なにかひとつおしゃれをしたいと言う。
だけどわたしは正義の人じゃないからなぁ。
やりたいならやったら?怒られても知らないよ。
そう伝えて。
その言葉の裏には
それであなたが今日1日を頑張れるなら。って言葉が隠れているんだけどさ。
怒られてもいい、やりたい。
そう言ってお願いをするおちびをいつも笑顔で送り出す。
駄目親だっていいよ。
きっとうちのおちびも、
机の下で開いた手の指先から魔法にかけられて今日とゆう1日をハッピーに過ごすのだから。
怒られるとか、怒られないとか。
良いとか悪いとか。
そうゆうことじゃないんだよ。
その魔法で今日とゆう1日を頑張れるのなら。
幸せな気持ちになれるのなら。
人に優しくできるのなら。
心に余裕が生まれるのなら。
それでいいんだよ。
おしゃれしたっていいのよ。
楽しんだもの勝ちだもんね。