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自分に嘘をつかない!と決心したこと

≪その①≫ ブライダル人生20年の振り返り

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毎年、6月になると思い出すことがあります。

 

 

私とウエディング(ブライダル)の出会いは、20年前(2001年)。

担当した婚礼、約600組、私のブライダル人生を振り返ってみます。

 

 

 

大学4年生になっても就職活動に身が入らず、

卒業後、ホテルの専門学校へ行くことに。

 

 

鹿児島の大学から、静岡県熱海市にある、専門学校へ。

そこでは老舗割烹旅館に住み込みをして、働きながら通学していました。

接客業の楽しさを満喫した2年間。

 

 

そして、念願のホテル就職が決まり、大阪へ。

20代の前半は、本当に好きなことを探すために、あちらこちらと行きました(笑)

 

 

そして、ホテルでの配属先が、ブライダル(宴会予約)でした。

希望したわけではなく、偶然の配属です。

これが、20年前、2001年。

 

 

あっという間に、結婚式の魅力にはまり、

素敵な結婚式を作るお手伝いがしたくて、

お客様の役にたちたくて、

必死に(と言っても、楽しみながらですが)勉強しました。

 

 

しかし、マネジメントの仕事もするようになると、自分ひとりでの勉強には限界を感じ、

BIA(公益社団法人日本ブライダル文化振興協会)の

ブライダルコーディネーター養成講座」を受けることに。

これが、2008年。

そこでの数々の出会いが私のブライダル人生を彩り豊かにさせたといっても、過言ではありません。

 

 

翌年2009年からは、年に1回開催される

「The Master of Bridal Coordinatorコンテスト」に挑戦することに。

予選は小論文と筆記試験(60分で300問のマニアックな問題を解きます)

そこで全国トップ10に入った人のみ、決勝に上がれます。

 

 

1年目の受験は、あえなく、予選敗退。

 

2年目は、とにかく、60分300問を解き終わる!ということを目標にしたら、何とギリギリ予選通過!!

10名のファイナリストに名を連ねることが出来ました。

 

 

そして、6月。

決勝の舞台は東京の有名ホテル。

緊張はするけど、大好きなホテルの空間に、ウキウキ!ワクワク!

まあ、しかし、現実は甘くない。。。

 

 

10分間の接客ロールプレイング。

カップル役の俳優さん相手に、

「はじめまして」からスタートし、「このプランナーさんに任せたい!」と思ってもらえるよう

接客のロールプレイングをします。

 

審査員は業界の偉い方々が約20名。

そして、100名以上の見学者。

 

シチュエーションはその場に立ってはじめて知らされるのに、10分しかない!という難しさ!!

緊張感の中、10分間で自分を表現することの難しさは、今までに経験したことのないものでした。

準備不足も甚だしく、

あっけなく敗退。(2010年6月)

 

 

そこから、

3年目 予選通過 → ファイナリストに → 敗退(2011年6月)

 

 

そして、約400組の婚礼を担当した大阪のホテルからステップアップするべく、

出身地でもある鹿児島の結婚式場に転職をした直後、

4年目 予選通過 → ファイナリストに → 敗退(2012年6月)

 

 

5年目 予選通過 → ファイナリストに → 敗退(2013年6月)

ここで、私の心がポキッ!と音を立てて折れました。。

 

 

続く。